諫議大夫 のコメント

仕事に追われて疲労困憊の中でコメントを書いている
諫議大夫です。今号も配信ありがとうございます。

去る5月11日は、「紫雲丸事故」から59年の日でした。
「紫雲丸事故」は、犠牲になった修学旅行の児童を悼むと同時に、
「本州と四国がつながっていれば…」の国民の思いを奮い立たせ
ました。それが、瀬戸大橋建設を後押ししました。
今の日本で、もし児童を巻き込む海難事故が再び発生したら…
と思うと、胸を痛めずにはいられません。
責任のなすりつけ合い、子供を亡くした茫然自失感、
無力感という空気の、マスコミによる拡散、
それに便乗して、「悼む」系の楽曲のヒット、
「癒し」系の書籍のヒット…
こんなことが見え見え、予測できてしまうことが、
胸を痛めずにはいられません。
韓国を「対岸の火事」と嘲笑っている人々は、
日本だったらニヒリズムの空気を超克できるという
自信があるのでしょうか?
自信がないから、ニヒリズムに染まらない諷刺のきいた
意見が出たら、「不謹慎だ!」と言って、寄ってたかって
叩くくせにね。

No.34 128ヶ月前

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