かつて「昭和３大バカ査定」の１つに青函トンネルが
入っていました。青函トンネルは、確か「世界３大バ
カ査定」にも入っていたような気もします。とにかく
無駄なプロジェクトだから（止めろ）と当時の人々は
ただただ馬鹿にしていたものでした。
ただ、もともと戦前からの悲願であり、折から洞爺丸
事故の悲劇が高度経済成長の空気と相まって、建設を
後押しして、実質昭和最後の年に完成（１９８８年）
したのでした。また、本四架橋も、青函トンネルと同
じように、無駄な事業と言われながら、明治以来の悲
願と、紫雲丸事故の悲劇を繰り返してはならないとい
う想いが、本四３架橋を実現させました（１９８８年
～１９９９年）。