パンフィ のコメント

いつも配信有難うございます!

前回今回のライジングは、職場で職員の子育て支援の担当をしている身としては非常に色々と考えさせられました・・・

が、前回に先生が書かれていた「ネットが無かったらどうするのだ」は非常に明快な問題提起で、結局はここに尽きるよなあと思うようになりました。

震災の時に、最終的に結局【モノ】には頼れないのだなあと身をもって体感した自分でしたが、先生の言葉を見るまでそんな気持ちが薄れていたことも発見させられ大いに反省もしました。

このネットシッター事件は実は【子育支援の制度・バックアップ体制の問題】を表しているのではなく【ネット依存問題】を表した事件でしかなくて、まったく別の問題なのではないかと考えるようになりました。

社会事件が起こるときは、背景を含め複合的に考えることが重要な時もありますが、この件に関しては子育て支援の不備などの問題と一緒に論じると、逆に子育て支援の問題の本質から遠ざかるのではないか。
一番怖いのは、問題をごちゃまぜにする事によって、世論に流されたその場しのぎの(誤った)制度作りにつながる危険性があるということです。
子育て支援策を考える現場側にいる自分もその場しのぎで作られた制度に、なんだよそれ!?と思う事例が沢山ありましたし、非常にはがゆく感じているのです。

この事件ですが、紹介されたプロフを見ると今回の若いお母さんはネット頼りになった時点で、一種のネット依存の病気になっていたのだろうと推測されます。事件の再発防止には、こういった依存症の方の対策(予防・治療)を考えることが今回のような悲劇を繰り返さない近道なのではないかと思います。
そこに共同体の回復とかいうような対策も付随してくるのかもしれませんね。

今回の被害にあったお子さん。うちで見れればなあと思った親はたくさんいたでしょうね。お子さんの事を思うと本当に泣けてきます・・・

シングルマザーじゃなくても子育てをすることって大変です。両親共にいる家庭だって、涙流して悔しい思いをすることもあるし、色んな事に我慢をしながら子育てしてますよ。
こういうことを言うと子供を作る人が少なくなるのかもしれませんが、色々な意味で逞しくならないと本当に子育てはできないなあと思うのです。

No.83 130ヶ月前

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