na85 のコメント

~ギャルママ子育ての問題点の今一つの論点~
 発達障害・ADHD(注意欠陥多動性障害)・LD(学習障害)・アスペルガー症候群・自閉症など子供を蝕む心の病は年々増えていますが、とくに病名が付かなくてもキレる子供は激増してイジメ・暴力・学級崩壊の原因となっています。また子供だけでなく大人もキレやすくなっており、家庭における虐待・DV、職場におけるパワハラ、男女の関係破綻後のストーカー化、無意味・無目的な犯罪の増加などが問題となっています。
 実はこれらの原因の一つに人体に必須の微量ミネラル(金属イオン)の不足があると私は考えています。脳内で働く神経伝達物質を作るには酵素が必要ですが、その酵素を働けるようにするのが鉄・銅・亜鉛・マグネシウム・リチウム・セレンといったミネラルであり、不足すると脳は正常に働けなくなります。脳が周囲の状況に即応できなくなると冷静な判断ができなくなり、その結果キレやすくなるわけです。カルシウムが足りないと怒りっぽくなると言いますが、これは小魚でカルシウムを摂るとき脳に必要な微量ミネラルも同時に摂れるためだと考えられます。
 人体に必須のミネラルが不足する理由は食品添加物のリン酸塩だとされています。リン酸塩は小腸でのミネラルの吸収を阻害しますが、食品中に微量しか含まれないミネラルは少しのリン酸塩でも捕捉されます。食品の原材料表示にリン酸Na、メタリン酸、ポリリン酸、ピロリン酸などとあったら確実に含まれ、また膨張剤、pH調整剤、調味料(アミノ酸)などの添加物に一括表示されていることもあります。リン酸塩は外食の成型肉、ハム・ソーセージ、干し魚、味噌漬けや粕漬けの魚、かまぼこ・ちくわ・はんぺん、プロセスチーズ、缶詰、冷凍食品などの加工食品に多く使用されています。
 ミネラル不足を防ぐためには、骨まで丸ごと食べられる小魚の摂取を多くし、ダシを取るときは煮干と昆布を使うのが良いでしょう(いずれもミネラルが豊富)。妊婦さんの場合、妊娠中から授乳期までミネラルを充分に摂取できていたら、子供が発達障害などに罹る可能性を減らせるように思います。
 なお、ミネラルが不足すると渇望するように過食傾向になり、コンビニやファーストフードなどのリン酸塩入りのジャンクフードを過食してしまい、ますますミネラル不足になる傾向にあるようです。以上のような理由から、コンビニと外食チェーンのみに頼る食生活では大人も子供もキレやすくなり、営まれる家庭生活は殺伐としたものになるわけです。食事に時間とカネをかけられない下流の人ほどこういったリスクを背負い込みます。
 ギャルママ・ヤンママでも食事に気を遣いながらしっかりした子育てをしている方もおられるはずですが、ギャル時代の風貌を保ったままではまともな職に就きにくく、コンビニとチープな外食チェーンというハイリスクな食生活に流れる可能性が高く、結果として親子ともキレやすい状態となって虐待やネグレクトという不幸な事態を招きやすいと考えられます。ネグレクトに近い常態でネットシッターに頼った今回もケースも同様でしょう。件の母親のプロフの記述における周囲の人間へのキレ方は脳内の神経伝達物質の不足を物語っています。

 TPPのSPS分野で添加物の規制がさらに緩和されたらどうなる? na85

No.150 129ヶ月前

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