dai のコメント

今回のゴー宣読んで思い出したのは、「夫婦の絆」に出てきた「埋め墓」と「参り墓」のことです。「埋め墓」に死体を埋葬、「参り墓」に墓参という形です。そのため、「埋め墓」は見向きされなくなりますが、もともと平安時代には死体のある場所を穢れているとして、忌避していたとのこと。「参り墓」は墓参の習慣が定着するなかで穢れを避ける必要から出てきたのではないかとの話でしたね。
現在も「死穢」という言葉はあります。だから、墓参は「死穢」を参るという矛盾したことになっていますね。

もうひとつ思い出したのは、「靖国で会おう」という言葉。そもそも、遺骨信仰があるのなら、このような発想はないはずですよね。

「遺骨信仰」と「霊魂信仰」は違うとの指摘、僕も混同していたのですが、今までの知識とものの見事に符号していて、気持ちいいくらいですよね。

No.104 129ヶ月前

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