まさか小林よしのり氏が靖国参拝を今すべきでないと書いているなんて想像していなかったのですが、そう書いてることを知り数年ぶりに小林よしのり氏の世界に帰ってきました。まず大東亜論を読み、その思想のバランスに共鳴するところが大きく、こちらのブロマガ購読を決めました。 ところで今回の記事では、国益にならないことが靖国参拝を今すべきでない理由となっています。 私の考えでは、「国のために散って靖国に行こう」という風な形で、靖国に祀られ「神」になれるという物語で国民を戦いに駆り立てた際の一つの装置として靖国があった点で靖国参拝に反対なのです。戦争もする近代国家として日本を立ち上げていく時にその装置は必要だったかも知れませんが、それは神道の政治利用ですし、天皇制のイメージをも戦後確実に悪くしました。私としては「戦争もできる国」になることが重要であることに賛成ですが、靖国神社を日本という近代国家の歴史のアイデンティティのように扱い、歴史と英雄に敬意を表する場にするのには問題が多すぎるのではと思うのです。歴史も天皇も戦争できる国家としての自立性もアジアの周辺諸国との協調も全て尊重できる日本のあり方は可能と思います。恐らくそれは小林よしのり氏のいう、親米ポチとその上に乗っかった無節操な嫌韓嫌中を脱却することと直結すると思います。そしてその方向を目指す時、靖国神社というものの現代での位置付け、関わり方についても根本的に考え直していかないといけないのではと思っています。
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まさか小林よしのり氏が靖国参拝を今すべきでないと書いているなんて想像していなかったのですが、そう書いてることを知り数年ぶりに小林よしのり氏の世界に帰ってきました。まず大東亜論を読み、その思想のバランスに共鳴するところが大きく、こちらのブロマガ購読を決めました。
ところで今回の記事では、国益にならないことが靖国参拝を今すべきでない理由となっています。
私の考えでは、「国のために散って靖国に行こう」という風な形で、靖国に祀られ「神」になれるという物語で国民を戦いに駆り立てた際の一つの装置として靖国があった点で靖国参拝に反対なのです。戦争もする近代国家として日本を立ち上げていく時にその装置は必要だったかも知れませんが、それは神道の政治利用ですし、天皇制のイメージをも戦後確実に悪くしました。私としては「戦争もできる国」になることが重要であることに賛成ですが、靖国神社を日本という近代国家の歴史のアイデンティティのように扱い、歴史と英雄に敬意を表する場にするのには問題が多すぎるのではと思うのです。歴史も天皇も戦争できる国家としての自立性もアジアの周辺諸国との協調も全て尊重できる日本のあり方は可能と思います。恐らくそれは小林よしのり氏のいう、親米ポチとその上に乗っかった無節操な嫌韓嫌中を脱却することと直結すると思います。そしてその方向を目指す時、靖国神社というものの現代での位置付け、関わり方についても根本的に考え直していかないといけないのではと思っています。