よしりん師範、木蘭師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様、師走の超高速配信、お疲れ様でした。内容はむしろ普段よりパワーを増している気がしますが、もしこれでゴー宣が2本立てだったらと思うと、いよいよ皆様の仕事量が心配になります。 12月は火曜日が5回あります。24日が今年最後です。31日に間違って配信されることはないと思いますが念のため。 今回の「ゴー宣」を一読して、上で先に言われてしまいましたが、私もよしりん師範の座右の銘である「強くなければ生きられない、優しくなれないなら生きていく資格がない」とその発展形である「わしは弱者のためにも強者になりたい」を思い出しました。自称ホシュならぬ本当の保守や愛国者ならば、強く且つ優しくなければならないと考えます。よしりん師範の仰った保守の立場からの脱原発もそうですが、強者としての保守による弱者救済とは優しさを旨とするものでなければならないはずです。天皇陛下が国民を大御宝として慈愛の目を注がれていることがその究極の形だと思います。「自己責任だ」と言って弱者を切り捨てる戦後の日本政府の行き方は属国の行政執行者という「強者の威を借る弱者」のそれです。 以前の日本の為政者は一応「強者の威を借る弱者」風の顔をしていましたが、現在の為政者・安倍氏は自分が元から強者であるかのように錯覚して振る舞っています。それが張子の虎であることは強者・米国の言うままにTPP事前協議でヘタレていったこと一つとっても明らかです。そして安倍氏はその錯覚から覚めるのを恐れるかのように強く出ても大丈夫そうな相手にのみますます尊大になっていきます。その相手とは直接軍事的脅威を与えてこない韓国であったり、政治的発言を極限まで制限された皇室であったりするわけですが、それを見た自称ホシュ雑誌やネトウヨは「このリーダーは今までとは違う」と痺れているわけです。安倍氏の振る舞いが最も歪に再生産された形がネトウヨによる排外主義とヘイトスピーチを伴うデモなのだと思われます。つまり米国の威を借る属国執政官という現実を直視したくないポチ安倍と、愛国者であるという一点で自分が偉いと錯覚している状態から覚めたくない絶対弱者である差別者ネトウヨは同根でしょう。 では今現在の世界で強者とは誰でしょうか。米国に本拠を置くグローバル企業のトップや富裕層らは、米国政治家を操りながら世界のルールを変えて他国の文化や社会を破壊し、テロの種子を撒き紛争を仕掛けて安定した国や地域の構造を破壊し、そういったショックドクトリンでビジネスチャンスを作って暴利を貪ってきました。しかしグローバル経済という賭場においてプレーヤーとしての自分もいつ転落するかもしれないという不安に常に苛まれながら、止まることなくルーレットを回し続けてる状態は強者とは呼べません。結局彼らも強者ではないから弱者を虐げて平気なのだという気がします。すでに破壊された途上国も、これから破壊されようとしている先進国・新興国も、覇権国である米国さえも弱者ということになります。 その米国の庇護下にある日本は当然弱者ですが、弱者の仮面の下に安定した共同体という強かな部分を隠し持っており、「天皇を中心に置いた支配無き自己統治」のできる民がそれを支えていました。しかし米国の要求による構造改革の進行によって中間層が崩壊し、自己統治できなくなった弱者の群れが少数者への差別を露わにし、それを咎める存在もいなくなり、いよいよ国体も危ういことが露見しました。TPP参加はこれにとどめを刺すでしょう。TPP賛成・原発推進・皇統の男系固執はセットになっていると、第10回・ゴー宣道場~原発事故後の騒動までの流れの中で喝破されていたよしりん師範の慧眼には驚かされます。その後これらの主張をする保守系政治家・自称ホシュ・ネトウヨが日本の国体から最も遠い存在であることが明確になりましたが、いずれも少数者や弱者に優しくなれない存在すなわち弱者です。 さて、現在は強者のいない世界ですが、時間軸では歴史の知恵を蓄積し、空間軸では中間共同体が安定を保っている国こそが、弱者に優しくなれる本当の強者となる可能性のある国だと言えます。今は否定されていますがアインシュタインの予言だとされた言葉に、人々が戦いに疲れたときに挙げる盟主は世界で最も古く高貴な家系に統べられた国だ、というものがあります。人と社会に安定と調和をもたらす存在こそが最も強いと考えられますが、不安定な状態をビジネスチャンスと捉えるグローバリストはそういう存在を忌み嫌います。「天皇制に違和感がある」というホリエモンの謂いはその代表でしょう。そういった意味でも不定期開催となった「ゴー宣道場」が皇統問題に的を絞ったものに変わることは十分に納得がいきます。今こそが壊滅へと向かう日本と世界の流れを押し留める最後のチャンスではないかと思われ、そのためには弱者への慈愛の目を持つ祭祀王の後継者として愛子様が立太子すること、即ちアマテラスの再臨が欠かせないでしょう。 ゴー宣の感想が長くなりすぎました。ゴー宣が深刻な内容なときは笑いも派手に感じますね。デストローーーーーイ!…爆笑ポイントも多い今回でしたが、さて一番は? あんなぁ…ノーコメントで… na85
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よしりん師範、木蘭師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様、師走の超高速配信、お疲れ様でした。内容はむしろ普段よりパワーを増している気がしますが、もしこれでゴー宣が2本立てだったらと思うと、いよいよ皆様の仕事量が心配になります。
12月は火曜日が5回あります。24日が今年最後です。31日に間違って配信されることはないと思いますが念のため。
今回の「ゴー宣」を一読して、上で先に言われてしまいましたが、私もよしりん師範の座右の銘である「強くなければ生きられない、優しくなれないなら生きていく資格がない」とその発展形である「わしは弱者のためにも強者になりたい」を思い出しました。自称ホシュならぬ本当の保守や愛国者ならば、強く且つ優しくなければならないと考えます。よしりん師範の仰った保守の立場からの脱原発もそうですが、強者としての保守による弱者救済とは優しさを旨とするものでなければならないはずです。天皇陛下が国民を大御宝として慈愛の目を注がれていることがその究極の形だと思います。「自己責任だ」と言って弱者を切り捨てる戦後の日本政府の行き方は属国の行政執行者という「強者の威を借る弱者」のそれです。
以前の日本の為政者は一応「強者の威を借る弱者」風の顔をしていましたが、現在の為政者・安倍氏は自分が元から強者であるかのように錯覚して振る舞っています。それが張子の虎であることは強者・米国の言うままにTPP事前協議でヘタレていったこと一つとっても明らかです。そして安倍氏はその錯覚から覚めるのを恐れるかのように強く出ても大丈夫そうな相手にのみますます尊大になっていきます。その相手とは直接軍事的脅威を与えてこない韓国であったり、政治的発言を極限まで制限された皇室であったりするわけですが、それを見た自称ホシュ雑誌やネトウヨは「このリーダーは今までとは違う」と痺れているわけです。安倍氏の振る舞いが最も歪に再生産された形がネトウヨによる排外主義とヘイトスピーチを伴うデモなのだと思われます。つまり米国の威を借る属国執政官という現実を直視したくないポチ安倍と、愛国者であるという一点で自分が偉いと錯覚している状態から覚めたくない絶対弱者である差別者ネトウヨは同根でしょう。
では今現在の世界で強者とは誰でしょうか。米国に本拠を置くグローバル企業のトップや富裕層らは、米国政治家を操りながら世界のルールを変えて他国の文化や社会を破壊し、テロの種子を撒き紛争を仕掛けて安定した国や地域の構造を破壊し、そういったショックドクトリンでビジネスチャンスを作って暴利を貪ってきました。しかしグローバル経済という賭場においてプレーヤーとしての自分もいつ転落するかもしれないという不安に常に苛まれながら、止まることなくルーレットを回し続けてる状態は強者とは呼べません。結局彼らも強者ではないから弱者を虐げて平気なのだという気がします。すでに破壊された途上国も、これから破壊されようとしている先進国・新興国も、覇権国である米国さえも弱者ということになります。
その米国の庇護下にある日本は当然弱者ですが、弱者の仮面の下に安定した共同体という強かな部分を隠し持っており、「天皇を中心に置いた支配無き自己統治」のできる民がそれを支えていました。しかし米国の要求による構造改革の進行によって中間層が崩壊し、自己統治できなくなった弱者の群れが少数者への差別を露わにし、それを咎める存在もいなくなり、いよいよ国体も危ういことが露見しました。TPP参加はこれにとどめを刺すでしょう。TPP賛成・原発推進・皇統の男系固執はセットになっていると、第10回・ゴー宣道場~原発事故後の騒動までの流れの中で喝破されていたよしりん師範の慧眼には驚かされます。その後これらの主張をする保守系政治家・自称ホシュ・ネトウヨが日本の国体から最も遠い存在であることが明確になりましたが、いずれも少数者や弱者に優しくなれない存在すなわち弱者です。
さて、現在は強者のいない世界ですが、時間軸では歴史の知恵を蓄積し、空間軸では中間共同体が安定を保っている国こそが、弱者に優しくなれる本当の強者となる可能性のある国だと言えます。今は否定されていますがアインシュタインの予言だとされた言葉に、人々が戦いに疲れたときに挙げる盟主は世界で最も古く高貴な家系に統べられた国だ、というものがあります。人と社会に安定と調和をもたらす存在こそが最も強いと考えられますが、不安定な状態をビジネスチャンスと捉えるグローバリストはそういう存在を忌み嫌います。「天皇制に違和感がある」というホリエモンの謂いはその代表でしょう。そういった意味でも不定期開催となった「ゴー宣道場」が皇統問題に的を絞ったものに変わることは十分に納得がいきます。今こそが壊滅へと向かう日本と世界の流れを押し留める最後のチャンスではないかと思われ、そのためには弱者への慈愛の目を持つ祭祀王の後継者として愛子様が立太子すること、即ちアマテラスの再臨が欠かせないでしょう。
ゴー宣の感想が長くなりすぎました。ゴー宣が深刻な内容なときは笑いも派手に感じますね。デストローーーーーイ!…爆笑ポイントも多い今回でしたが、さて一番は?
あんなぁ…ノーコメントで… na85