「活字アイドル論」の小林先生と小島和宏氏の対談、読みました。
ＡＫＢをプロレスに例えて話をしていましたが、プロレスに詳しくない僕でも「こういう事だったのか！」と理解しながら楽しく読めました。
一番気づかされたのが、アイドルもスポーツと同じ感覚で楽しめるんだという事でした。僕はプロ野球・Ｊリーグをよく見るのですが、「なぜここで、あの作戦を仕掛けたのか」「なぜあの選手を使うのか（または使わないのか）」という事を考えながら見ています。先生も小島氏も、きっとそういう感覚でＡＫＢを観ているのかな、とふと考えてしまいました。
あと先生が妄想する「チームＡ・ＶＳ珠理奈軍」が実現したら面白いですね。姉妹グループやそれを応援するファンも、もう少しＡＫＢにライバル意識をむき出しにしてもいいし、むしろ「打倒ＡＫＢ」を前面に打ち出していいのでは、と思いました。
例えばＡＫＢとＮＭＢなら、野球の巨人・阪神戦になぞらえてもいいと思います。優子・まゆゆが王・長嶋で、さや姉・みるきーがそれに立ち向かう村山・江夏という構図も描けるのではないでしょうか。
僕が今望むのは、姉妹グループにはＡＫＢの尻に常に火を付けてほしいし、ＡＫＢは常に目標にされる強力な軸であってほしいという事です。
もし「ＳＰＲ（札幌）48」が出来たら、僕も「打倒ＡＫＢ・姉妹グループ」という目標を掲げつつ、48グループの中心を秋葉原から札幌にもってくる気概で応援したいな、と妄想してます。
今後もＡＫＢグループを応援していく上で、新しい視点を得られた一冊でした。