vol.63の配信ならびに高解像の「タコ拓」、ありがとうございました。
←このように利用させて頂きました。

将来世代を無責任に軽視している時点で、もはや桜井よしこらはジャーナリストではなく、単なる確信犯的デマゴギストですね。しかしそれとは別に、今号のゴー宣には考えさせられました。
概して、仕事や何らかのプロジェクト等でそこそこ名を上げた実績のある人は、周囲から偶像化されアイドル化されがちです。そういった信仰対象に祭り上げられた後、そのまま心地よい信者・ファンの世間に留まるか、あるいは偶像の呪縛から抜け出し新たな境地を求めるのか、われわれ一般庶民がそういった立場に立たされた場合、なかなか苦しい選択になると思います。生活のため金のために心地よいファンの世間に留まってしまうと、論理的に完全に破綻している原発推進ですら正当性があるかのように自己欺瞞をせざるを得なくなるかも知れません。そうならないために、庶民はあくまで寡黙に非アイドル化・非ブランド化を目指すべきなのかも知れません。私は偶像化に溺れない自信がないので注意しなければなりません。
アイドルの最たるAKBグループを見ると、多くのメンバーは従来のファンを大切にしつつも新たな境地へと踏み出そうと一生懸命戦っています。老若男女問わずストイックに戦う姿はいつも美しいものです。よしりん漫画の魅力もそこに強い輝きがあります。しかし、ヘタレですが庶民が生業として生涯それを続けるのは結構しんどいナァ．．．と思いました。