>>120:na85さん あぁ、やっと齟齬の理由が分かってきました。 単純に「G(ガウス)」(や「T」:テスラ)を使ってしまうと、一般的にそれは波ではなく単なる磁石の定常的な磁束密度の絶対値を示します。なので、「4mG」と聞いたとき、それはピップエレキバンの磁界の4/1,000,000程度で人体に与える影響などほとんど無いに等しい、と判断したのです。 また、磁界と電磁波の影響は全く次元が異なる(単位自体が異なる)ものです。電磁波の人体への影響は「よく分からない」(状況により異なる)のが現状です。原因因子が特定できないので、現状では暫定的に(W/m2)や(W/cm2)の仮想的な平面的な出力電力密度で人体への影響度が表せるのではないか、といった超テキトー状態です(ちなみに、太陽光のエネルギー密度は1kW/m2程度といわれており、電力として取り出せるのは0.1kW/m2程度です)。電磁波の場合、電界と磁界の双方の波のエネルギー(振幅と周波数)や保有エネルギー(直流成分や密度),周辺環境(伝搬状態),等諸々を考慮しなければならないので、「磁界の側のガウスで」磁界成分「4mG」のみをとりだして電磁波全体を語るのはいくら何でも無謀です。 堀部先生がお元気そうで良かったです。
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小林よしのりチャンネル
(ID:2593328)
>>120:na85さん
あぁ、やっと齟齬の理由が分かってきました。
単純に「G(ガウス)」(や「T」:テスラ)を使ってしまうと、一般的にそれは波ではなく単なる磁石の定常的な磁束密度の絶対値を示します。なので、「4mG」と聞いたとき、それはピップエレキバンの磁界の4/1,000,000程度で人体に与える影響などほとんど無いに等しい、と判断したのです。
また、磁界と電磁波の影響は全く次元が異なる(単位自体が異なる)ものです。電磁波の人体への影響は「よく分からない」(状況により異なる)のが現状です。原因因子が特定できないので、現状では暫定的に(W/m2)や(W/cm2)の仮想的な平面的な出力電力密度で人体への影響度が表せるのではないか、といった超テキトー状態です(ちなみに、太陽光のエネルギー密度は1kW/m2程度といわれており、電力として取り出せるのは0.1kW/m2程度です)。電磁波の場合、電界と磁界の双方の波のエネルギー(振幅と周波数)や保有エネルギー(直流成分や密度),周辺環境(伝搬状態),等諸々を考慮しなければならないので、「磁界の側のガウスで」磁界成分「4mG」のみをとりだして電磁波全体を語るのはいくら何でも無謀です。
堀部先生がお元気そうで良かったです。