忍者悟 のコメント

na85さん、こいらさん、返信有難うございます。

>>na85さん
>>92から以下引用
>山本太郎氏は幕末の陽明学徒である大塩平八郎・吉田松陰・高杉晋作・西郷隆盛といった人々に共通するものを持っていると思います。井戸に落ちようとしている子供を救うのに頭で考えた理屈は要らない、身体が動くままに行動すればいい、という知行合一です。

 陽明学の知行合一ですか。勉強になります。
 陽明学の知行合一、その観点で幕末史を眺めた事なかったんで、参考になりますし、楽しむ視点が一つ増えたな、と思います。

 福沢諭吉の『学問のすすめ』にも、「実用の役に立たない学問は無駄だ」的な事が書かれてあったような記憶があったけど、それを思い出した。

 そもそもまあ、誰の役にも立たない学問は何のための学問なんだろう、という話になってきますが。
 
 ただ何故にそのような思想・考え方が出てきたの、逆に一方で「机上の空論」という言葉があるわけだから、学問はそうした陥穽に嵌りがちであるという事なのかなと。
 そのように考えれば、陽明学の知行合一はなかなか大事な考え方なのかなと。

 ただ一方で、危険思想の転化する恐れもあるんだろうなと考えますね。
 「身体の動くままに動けばいい。だから、あいつ殺したいから殺す」的な行動も肯定するのか? という話にもなってきちゃうと思うから。
 ただそれは、陽明学の知行合一とは別物だと考えるべきなのかもしれませんが。

 それで、そういうのもあってでしょうが、
 「議会制民主主義の手続きに依らない方法によって世の中を動かす手段を講じた山本太郎は危険極まりない」と観ての山本太郎批判があるのだろう、と思う。
 ただ私の場合は、政治や世の中を動かすといった類の目的での行動では山本太郎はなかったと観てますが。

 ただ一方でまた思うのは、
 陽明学の知行合一なのか、ある種の狂気じみた行動が、幕末以降において日本の礎となったものもあるのだろう、と思っていたりはしますが。


>>こいらさん
>>98から以下引用
>なるほど、被災地や原発作業員と言った「現場の生の声」を山本太郎は天皇陛下に届けたかったのですね。
>やはり、天皇陛下の前では、現場を持つ人間は現場の生の声というか、本音が出せないのかもしれないのですね。それを彼は現場の代表として政治家の職能を発揮して、直訴というか手紙を直接渡そうとしたのではないのか、と。
>面白い考察だと思います。

 面白い考察だと言ってくださったのが嬉しかったです。
 返信どうも有難うございました。

No.123 127ヶ月前

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