na85 のコメント

>>165:magomeさん
 東京・大阪・名古屋といった大都市を流れる河川のコンクリート護岸を撤去することは100年ほどは無理ではないかと思います。これらの巨大人口都市を擁する平野に流れる全ての河川の上流をスギ・ヒノキから常緑広葉樹(シイ・カシ・タブノキ)に植え替え、保水力を高めたとしても難しいでしょう。地方都市のコンクリ護岸撤去ならある程度は可能かもしれませんが。しかし上流が常緑広葉樹に替われば、少なくとも流れる河川水は栄養塩類を含む水となり、それを引いて田畑に生態系を創れば有機農業がしやすくなって肥料も要らないようになり、河口から海へ流れればその付近だけでも漁獲量が格段に上がって沿岸漁業が復活してくるはずです。埋め立て地が多い大都市では沿岸漁業はゴミからの毒物の漏れを気にしながら行う事になります。それにTPP環境分野が日本の漁業を資源保護を名のもとに規制(米国の本音:タンパク質は米産牛で摂れ)してくるはずなので、江戸前寿司の復活には暗雲が垂れ込めています。
 本当に大都市でコンクリ護岸を撤去するには次の手順で進むしかないでしょう。まずTPPから抜けて自由貿易圏からもある程度自由になり、それによって一次産業を真の生業として確立させ、海沿い大都市でない内陸山間部でも普通に産業を起こすことができるようになり、人口が地域の里山へ続々と分散して大都市人口が激減したなら、そのときは都市のコンクリートをひっ剥がしていくことも可能となり、ここでようやくコンクリ護岸河川や暗渠も元の姿に戻せると思われます。しかしリスクはあります。近年の異常気象による熱帯低気圧・台風の巨大化です。これがある限り自然植生の森による保水力強化も近自然工法による水量調節も突破されてしまう可能性が残ります。

 熱帯低気圧の巨大化を温暖化のせいにする論調を何とかしたい na85

>>152:閑人さん、ありがとうございます。自営の方は節税などに是非ご利用ください。

No.168 135ヶ月前

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