magome のコメント

>>145 隼人さん、返信ありがとうございます。2年半の人付き合いは大変でしょうが適度な距離を保つことを意識していれば相手も自ずと普通の「ゼミ仲間」程度の関係を維持できると思いますので頑張ってください。応援しています。複数の新聞に目を通す余裕があることは将来的には有望と思います。テレビも基本は聞き流しが一番で、これが出来ない方がなかなかいないことが大衆(だいしゅ)が生まれない一因でもあると思います。
海外留学が重視されていたのは情報網の構築が一番の目的であったとみていまして、近年日本人の海外留学生が減ったことはインターネットなどの通信網の発達による強い情報網の構築が原因であると考えています。na85さんが紹介された「里山資本主義」でも取り上げられていますが、例え英語が堪能ではなくても情報貿易、知恵の貿易は十分可能でして、その証拠としてWWOOFなどの世界農業習得などで世界の多くの方々が日本を始め、世界の農業技術を体得しようと独自の現場から独自の情報網を構築しています。
高額な留学費用を払い、長期の教育期間を過ごさなくても、十分な知識と知恵を得るだけの能力と機会は一昔前と比べて格段に高くなっているのです。よって、隼人さんの御友人のように教師を目指す場合、まずは教育現場について把握することが優先であると思われ、情報網はその後で構築していくという順番になると思いますので担当が英語などの外国語であっても留学の目的はないものと推察します。御友人の選択は方針もあると思いますが、教育機関における留学の必要性は今後、縮小していくのではないのかと思います。
 逆に言えば、一次産業を始めとする事業で技能を習得しつつ、更なる情報と知恵の習得のために20代前半から40歳までの中核となる社会人入学や社会人留学の方が重要性が増してくるのではないのかと思います。現に、海外では社会人留学が中心となって教育機関における独自の情報、知恵の貿易を構築しています。日本の数合わせのための留学生受け入れとは基本からして違っているのです。
 大衆(だいしゅ)とは冷静な熟考が基本にあると思っていまして、グローバル化では冷静な熟考など否定されるべき存在であり、歴史の縦軸をいかにして時代の流れの中で守り通していくかが「里山資本主義」に書かれていると思います。
大衆(だいしゅ)に近づくためにも「里山資本主義」は必読か?

>>146 na85さん 実は、コンクリートの脱却から一番、頭を痛めていたのが堤防などの防災についてでありまして、私の近所は海岸沿いにある運河にあり、昭和20年代までは何度も河川の氾濫と堤防の決壊による大洪水に悩まされてきた土地でもあります。如何にして、森林の恵みを河川、海洋に齎しつつ、氾濫から都市を守るかという難題に直面してきましたが、もしかしたら購入した書籍になにか答えが埋もれているのではと思いつつ読んでいますが、可能かと思いますか?
東京湾に再びコンクリートの堤防を取り除き、森林の恵みを湾に氾濫や津波を現在波に防止しつう、全てを齎す方法が見つかることを目指して、江戸前の復活を心から願っていますので。

雷神宮歌会 本題 木・樹 副題 葉

木の恵み 景観だけと 見過ごすは 食の恵み 忘るることや

葉は落ちて 孰れ齎す 水の命 陸の命は 水にて生きる

お粗末様でした。

No.165 133ヶ月前

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