kellow のコメント

今回のライジング、時浦さんのブログと合わせ、映画『麒麟の翼』で日本橋の真上に架かる首都高を指して「(麒麟に翼があっても)これじゃ飛べない」というセリフを思い出しました。
ある意味オリンピックが決まったおかげで、日本国民としての感覚を喪い大衆となった人の価値判断は利己主義からの経済成長や景気、要はカネしかないんだなというのがよく分かりました。もうGHQの反国家洗脳が極限まで行き渡った結果の「国なんか知ったことじゃない。自分の利益以外どうでもいい」という意識の反映に見え、自分はそんな人間になってたまるかと思わされます。
また、テレビ番組やニコニコの動画等で、外国人が「日本の人々は優しいし治安もいい」とか言ってるのを紹介して安易に自尊ナショナリズムに浸ったりするものがありますが、そのわりに日本らしさを醸成した歴史や文化をガン無視というのは態度として図々しいと思います。
グローバルカブトガニの作者の「何かに似てるデザインはしない」という過大な言葉からは自我肥大の臭気がします。こんなものを推進する政治家も支持してる人たちも、一人残らず保守でも尊皇家でも愛国者でもないのは確かだと思いました。

ー生放送についてー
国民的と大衆的の話はそのまま聖なるものと俗なるものにも繋がりますね。能年玲奈がバラエティでも丁重に扱われるような、国民をある面で統合する聖なる感覚が大事というのは分かります。例えば彼女はツイッターをやっていますが、ツイートの頻度が極端に少ないので誰かが事前チェックしていると思います。
一方でAKBメンバーはぐぐたすで自分の心情を直に発信する回路がありながら、自分で聖と俗をコントロールしている(たまにできてないメンバーもいたり)、その主体性にしびれます。
ちなみに僕は小林先生の歌が増えるのは大賛成です。単純に歌声がカッコいいですし、名曲発掘みたいになれば楽しいです。ピアノの音が入れば音楽に奥行きも出ますね。他のネット生放送にもそういうのはよくあるので、ポカQさんが反対する理由はよくわかりません。隣の住民が騒音に怒ってトラブルにならないか?くらいじゃないでしょうか。

No.132 136ヶ月前

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