こいら のコメント

>>98
na85さんへ。
デフォルトになるにせよ、そうじゃないにせよ、アメリカは全世界に迷惑をかけてるダメ国家ですね。
先進国とは経済的に豊かなだけではなく、国民の福祉などにも目を配った国家なのかもしれませんが、国家観そのものを喪失したアメリカはもはや先進国としての体を失っているのかもしれないとも考えられます。
公という概念は日本では国であったり、あるいは天皇陛下を中心にした共同体であったり、あるいは社会性や広く公共性を含む幅広い概念なのかもしれませんが、アメリカという国に公共性があるのならば、世界情勢に自分の国益(あるいは共和党や民主党やアングロサクソン系の大資本)のためだけに介入するというか、おせっかいを焼くみたいなことはやらないと思います。って言うか、アメリカという国自体が、自国のアイデンティティに自信がないのかもしれません。
ちょっと話はそれますが、いじめっ子が他人をいじめるのは、虚勢を張らないと自分が保てないという、自信のなさの現れかもしれません。さしずめアメリカがやってることは、このいじめっ子みたいなことを世界に向けてやってるだけで、国家的に対した歴史とか、国民をまとめるためのアイデンティティとか自信がないから、よその弱そうな国を見つけて「恫喝と暴力」で脅してるだけのような気がします。まあ、そんなヤクザな国の丁稚みたいになってる安倍や自民党や経団連なんかは、さしずめいじめっ子の腰巾着みたいなものですよね。
大学時代にアメリカとヨーロッパ諸国の政治史の比較みたいなものをゼミでやったのですが、アメリカはヨーロッパ諸国やあるいは日本みたいな歴史の連続性からなる国々にコンプレックスを持っていて、それを解消するために「世界の警察」みたいな大義名分を作って大東亜戦争や朝鮮戦争、ベトナムやイラクなどに介入してきた、みたいな話でした。そしてその大義名分でしか国民をまとめられない、ということも学びました。
(中国なんかも同じなんですよね)
アメリカが多国籍企業を展開して金融資本主義をのさばらせるのも、あるいたTPPなどで関税を撤廃して自由化を推し進めるのも、要するに「自分の立ち位置や実存に対する自信のなさ」からくる振る舞いのように感じられます。軍事戦争では限界が来ているし、国際世論の同意も取れないから、兵器を使わず金と経済で戦争をふっかける、みたいなやり方も入れてみようかな?ってところでしょうね。
この「ゴー宣道場」がそういうやくざ国家のアメリカに対するカウンターになればいいのかな?とも思います。日本の中にも心ある人は少なくないと思うので、まずは自分の現場と共同体を大切にして、日本人の国柄を守ることが一番の抵抗になるんじゃないかな?とも思います。
長文失礼しました。

No.125 136ヶ月前

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