隼人 のコメント

 遅れましたが、コメントします。よしりん先生、みなぼんさん、そしてスタッフのみなさん、今週のライジングもとても楽しませていただきました。
 私は一度明治神宮に訪れたことがあります。5月なのにとても暑く、長時間歩き疲れたときに涼しさを求めて休んだ場所がたまたま明治神宮でした。そこは東京とは思えないほどの森林の静寂が広がっていて、「実家の近所の山の中みたい」という懐かしさを感じ、「東京にもこんな落ち着ける場所があるのだな」と知りました。 
 トッキーさんがブログで書かれた後、私も新聞で確認した時は驚きました。「明治神宮にスター・ウォーズみたいな宇宙船が侵略しに来とるー!!」が私の第一声でした。後日、今週のライジングにくわえ、自分で調べて、大学の授業でこのことについて話してみました。生徒も教師もみんな「もう決まったことだしー」の一点張り。東京在住の教師にいたっては「あそこの雑木林はカラスがたくさんいるから迷惑」、「大規模な競技場でオリンピックをして、その後も世界的なスポーツの競技会場として利用していけばいい」、「その後日本が財政破たんしたらそのときはそのとき」などあきれる発言が飛び交いました。
 AKB論、生放送でも取り上げられているように大衆はホントに危険な存在です。いくら高度情報社会になり、多種多様な情報を簡単に入手できるようになったとしても、それを識別できるリテラシーが無ければ目も耳も塞いでいるのと同じです。(自覚して塞いでいる者もいるかも)私の身近にも大衆(たいしゅう)がいます。それは私の両親です。父母は郵政選挙時、まんまとマスメディアの情報(民営化すれば景気回復、郵政は既得権益者等々)をそのまま取り込み、近所の郵便局員の家の人に悪態をついていました。私はその家の子と友達だったのですが、「あそこん子とは付き合うな」とも言われました。当時小6でしたが、両親の醜い行動には怒りを覚え,その後も彼とは交友を続けました。
 私は実体験として大衆の恐ろしさ、醜さを知りました。彼らはマスメディアなどが生み出す「世論(せろん)」やそこで印象操作された偶像(アイドルや政治家)しか受け入れず、異論はすべて排除します。そしてリスクや責任を背負いません。ゴー宣には大衆との戦いの部分もあると思います。大衆の中にどれだけ大衆(だいしゅ)がいることか。

No.114 135ヶ月前

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