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安倍政権が被災地の事をロクに考えていないであろうことは感じていましたが、皇室の政治利用がこうもあからさまだとは知りませんでした。

オリンピックがスポーツの祭典だとしても、「アベノミクス第4の矢」という言葉から分かるように、安倍がオリンピックを日本でやりたい理由は経済のために他ならないでしょう。

もし国の経済を向上させたいのであれば、それは政治家がやる仕事です。その仕事を皇室に手伝ってもらうというのは、政治家として怠惰であり、無能だと思います。

世の中には「これで経済がよくなるなら、少しくらい皇室に手伝ってもらってもいいじゃないか」と言う人もいるかもしれません。しかし、これでは権力を持たない現在の皇室ではできることに限界があるでだろう事態（単純な例を挙げれば戦争）が発生した時に、その時の政治家が全くあてにならないであろうということは用意に推察できます。

オリンピックや安倍政権を手放しに賛辞する人は、皇室の事はもちろん、支持してる政権の将来も本当は真剣に考えていないのでしょうね。