「風立ちぬ」を観てきました。 当時の日本はこんな感じだったというのが丁寧に表現されてて良かったです 男は煙草を吸うのが普通で、それが社交の場であったとか 結核病院ではこういう治療をしてたのかとか まだ牛が実用的な運搬手段だったとか 鉄道オタクとしても名所がいっぱい出てきて楽しかったです。 こういう時代があったことを忘れないで欲しいという願いを感じました。 私は宮崎駿監督の左翼的な言動を嫌っていたのですが ここまでストレートに零戦が好きだと言えるのには脱帽です おそらく自分なんかより愛国心も愛郷心も深い人なのだと思い知りました 私も戦闘機は好きで殺戮兵器とかいう連中と戦ってきましたが 宮崎駿監督の零戦愛には到底かなわないと思いました 父親を嫌っていた子供が父親の偉大さを知ったという心境です。 やっぱり戦争を知ってる世代はすごいなと思います 戦後、自らの戦争体験に背を向けておかしくなった人もいますが 彼らだからこそ焼け野原から復興できたし新幹線も作れた 戦争で負けた恨みを経済で晴らすことができたのだと思います 今の世代はそれを相続しただけなのに自分たちは偉いと勘違いして 現在の価値観で過去を裁いています。 それがこの作品に寄せられる「戦争を賛美している」とか「喫煙を助長する」といった批判でしょう。 それらは「あの結核治療は間違っている」と同じぐらい的外れなものではないでしょうか。
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小林よしのりチャンネル
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「風立ちぬ」を観てきました。
当時の日本はこんな感じだったというのが丁寧に表現されてて良かったです
男は煙草を吸うのが普通で、それが社交の場であったとか
結核病院ではこういう治療をしてたのかとか
まだ牛が実用的な運搬手段だったとか
鉄道オタクとしても名所がいっぱい出てきて楽しかったです。
こういう時代があったことを忘れないで欲しいという願いを感じました。
私は宮崎駿監督の左翼的な言動を嫌っていたのですが
ここまでストレートに零戦が好きだと言えるのには脱帽です
おそらく自分なんかより愛国心も愛郷心も深い人なのだと思い知りました
私も戦闘機は好きで殺戮兵器とかいう連中と戦ってきましたが
宮崎駿監督の零戦愛には到底かなわないと思いました
父親を嫌っていた子供が父親の偉大さを知ったという心境です。
やっぱり戦争を知ってる世代はすごいなと思います
戦後、自らの戦争体験に背を向けておかしくなった人もいますが
彼らだからこそ焼け野原から復興できたし新幹線も作れた
戦争で負けた恨みを経済で晴らすことができたのだと思います
今の世代はそれを相続しただけなのに自分たちは偉いと勘違いして
現在の価値観で過去を裁いています。
それがこの作品に寄せられる「戦争を賛美している」とか「喫煙を助長する」といった批判でしょう。
それらは「あの結核治療は間違っている」と同じぐらい的外れなものではないでしょうか。