泉美木蘭さんの「ザ・神様」を読んで思ったのですが、古事記や日本の神話を書いたり語ったりする場合、女性の方が断然よいのではないかという事です。
「わしズム」に登場した大塚ひかりさんの新書や、こうの史代さんの漫画も読みましたが、とても面白かったです。確か女優の浅野温子も古事記の語りをやっていましたよね（ＴＶで少しですが見た事があります。あとはミラクルひかるが物まねしていたのも見ました。）。
女性の方が神話に対してイマジネーションが沸くのでしょうか。日本神話は女性のものであってほしいと思いました。それを考えたら、むしろ女性が天皇の方が、日本が平和で穏やかな国になりそうでいいですね。
間違っても男系絶対の保守親父学者には、古事記や日本神話を語ってほしくないです。吐き気がしそうです。
あと不思議なのは、スサノオはなぜ会った事もない母イザナミに会いたいといって大泣きしたのかという事です。スサノオはイザナギが黄泉の国から帰ってきて、禊を行った際にイザナギの鼻から生まれたはずでは。だからイザナミが母というのは、ちょっと無理があるかな、と思います。