岸端編集長、小林師範、時浦師範代、今週も配信お疲れ様です。 貴族院についてはこれまでほとんど知りませんでした。ここで一番印象に残ったのは貴族院は国民投票で選ばれていないことであり、国民主権とは全く無縁の存在であるところにあります。江戸時代までは名主は村の代表として村民が中心になって選ばれるという民主制度で選ばれていましたが大名を始めとする武士は選挙によって選ばれず、だからと言って、統治に大きな問題があったわけでもありませんでした。 今回の貴族院について読んで思ったことは衆議院は名主の延長にあるものであり、貴族院は武士を含む、被選挙で選ばれた統治者の延長にあるのではというものでした。名主も村単位で選ばれ、大名に直接意見できるまでの力はあっても直接武士に代って統治する力は持ち合わせていません。現在は衆議院も参議院も村で選べれている名主の延長にあるものですから、統治者が不在で全て名主に任せ切っているというのが現状なのではないのかと、今回のゴー宣を読んで思いました。 貴族院が民主主義手続きで選ばれていない以上は民主主義の行き過ぎ、すなわち、国民主権の暴走を止める役割を担っていたのではないのかと思います。その証拠に行き過ぎた民主主義であるドイツのワイマール共和制はナチスドイツを生みましたし、国民主権が行き過ぎた結果、王政が倒され、内戦によって大量の民が命を落としたフランス革命やロシア革命が発生しました。 完全民主主義を絶賛して、日本を米国のように全ての政治を選挙制度にして直接選挙を夢見る方が周囲に結構いますし、マスコミも米国のマスコミか?と勘違いするほど、米国の選挙を大々的に報じます。米国の民主主義をさも、世界最高の至宝のようにいう人に先ほど述べたフランス革命やナチスドイツの誕生の例を述べても「時代が違うし、日本は経済大国で日本人も優秀だから」と根拠のないことを言っては聞いてくれません。 嘗て、私も民主主義こそが文明の司法であるかのごとく錯覚していましたが、言論の自由の基に民主主義制度を導入したからと言って、必ずしも民の意志が反映されるわけはないことを米国や今の日本を見て、ようやくわかり、そこで今回のゴー宣で貴族院について述べられたことは、民主主義や資本主義など、外来の主義思想に捕われず、日本の原理でもある、神話から成る一君万民の國体に基づいて、すべて実践し、無条件で信じるなということを確信させる内容でもありました。 時浦師範代の仕事が増えて大変でしょうが「ウィキ直し!」はウィキペディアに頼りっきりな頭の悪いネトバカに対する痛恨の一撃なのではと思いました。ネトバカと論争するとき、決まってウィキペディアを持ち出してきます。 ウィキペディアは内容自体は面白いのですが、あくまでもウィキペディア独自に勝手に解釈した内容であって、これまで多くの人々が書き残した膨大な書物や人々の経験には遠く及びません。しかし、ネトバカやネトウヨはネットでは、異常ともいえる虚栄心を持ち合わせていて、「知らない」とは素直に書き込めず、藁をもつかむつもりでウィキペディアの内容を濫用しては同じくネットに登載されている公式内容や書物の内容に抗しきれずに論破されるという結果になります。このことから、ウィキペディアの内容を引用することは論争の敗北と救いようのない無知を晒す結果となるのです。 聞くところによると、ウィキペディアの濫用により、論争で敗北したネトバカやネトウヨが負けた腹いせにウィキペディアの書き込みに異常に執着、干渉し、ウィキペディアの書き込みを異常ともとれる内容に書き換え、その結果、編集不可能となってしまうことがあるそうです。小林師範や小林師範の著作に対する書きこみがいい加減なものになってしまうのも、ネトウヨ、ネトバカがネットでの論争で負けた腹いせによる八つ当たりの産物なのではないのかと思うのですが如何でしょう? ネトウヨ、ネトサヨ、ネトバカとネットでは皆揃って、異常に執着し、ネトネトしたゴミのような行動しかとらない、ネトゴミです。 大変でしょうが来週も楽しみにしています。今週はゴー宣も面白い内容でしたが、時浦師範代の「ウィキ直し」も面白かったので次回が楽しみです。
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岸端編集長、小林師範、時浦師範代、今週も配信お疲れ様です。
貴族院についてはこれまでほとんど知りませんでした。ここで一番印象に残ったのは貴族院は国民投票で選ばれていないことであり、国民主権とは全く無縁の存在であるところにあります。江戸時代までは名主は村の代表として村民が中心になって選ばれるという民主制度で選ばれていましたが大名を始めとする武士は選挙によって選ばれず、だからと言って、統治に大きな問題があったわけでもありませんでした。
今回の貴族院について読んで思ったことは衆議院は名主の延長にあるものであり、貴族院は武士を含む、被選挙で選ばれた統治者の延長にあるのではというものでした。名主も村単位で選ばれ、大名に直接意見できるまでの力はあっても直接武士に代って統治する力は持ち合わせていません。現在は衆議院も参議院も村で選べれている名主の延長にあるものですから、統治者が不在で全て名主に任せ切っているというのが現状なのではないのかと、今回のゴー宣を読んで思いました。
貴族院が民主主義手続きで選ばれていない以上は民主主義の行き過ぎ、すなわち、国民主権の暴走を止める役割を担っていたのではないのかと思います。その証拠に行き過ぎた民主主義であるドイツのワイマール共和制はナチスドイツを生みましたし、国民主権が行き過ぎた結果、王政が倒され、内戦によって大量の民が命を落としたフランス革命やロシア革命が発生しました。
完全民主主義を絶賛して、日本を米国のように全ての政治を選挙制度にして直接選挙を夢見る方が周囲に結構いますし、マスコミも米国のマスコミか?と勘違いするほど、米国の選挙を大々的に報じます。米国の民主主義をさも、世界最高の至宝のようにいう人に先ほど述べたフランス革命やナチスドイツの誕生の例を述べても「時代が違うし、日本は経済大国で日本人も優秀だから」と根拠のないことを言っては聞いてくれません。
嘗て、私も民主主義こそが文明の司法であるかのごとく錯覚していましたが、言論の自由の基に民主主義制度を導入したからと言って、必ずしも民の意志が反映されるわけはないことを米国や今の日本を見て、ようやくわかり、そこで今回のゴー宣で貴族院について述べられたことは、民主主義や資本主義など、外来の主義思想に捕われず、日本の原理でもある、神話から成る一君万民の國体に基づいて、すべて実践し、無条件で信じるなということを確信させる内容でもありました。
時浦師範代の仕事が増えて大変でしょうが「ウィキ直し!」はウィキペディアに頼りっきりな頭の悪いネトバカに対する痛恨の一撃なのではと思いました。ネトバカと論争するとき、決まってウィキペディアを持ち出してきます。
ウィキペディアは内容自体は面白いのですが、あくまでもウィキペディア独自に勝手に解釈した内容であって、これまで多くの人々が書き残した膨大な書物や人々の経験には遠く及びません。しかし、ネトバカやネトウヨはネットでは、異常ともいえる虚栄心を持ち合わせていて、「知らない」とは素直に書き込めず、藁をもつかむつもりでウィキペディアの内容を濫用しては同じくネットに登載されている公式内容や書物の内容に抗しきれずに論破されるという結果になります。このことから、ウィキペディアの内容を引用することは論争の敗北と救いようのない無知を晒す結果となるのです。
聞くところによると、ウィキペディアの濫用により、論争で敗北したネトバカやネトウヨが負けた腹いせにウィキペディアの書き込みに異常に執着、干渉し、ウィキペディアの書き込みを異常ともとれる内容に書き換え、その結果、編集不可能となってしまうことがあるそうです。小林師範や小林師範の著作に対する書きこみがいい加減なものになってしまうのも、ネトウヨ、ネトバカがネットでの論争で負けた腹いせによる八つ当たりの産物なのではないのかと思うのですが如何でしょう?
ネトウヨ、ネトサヨ、ネトバカとネットでは皆揃って、異常に執着し、ネトネトしたゴミのような行動しかとらない、ネトゴミです。
大変でしょうが来週も楽しみにしています。今週はゴー宣も面白い内容でしたが、時浦師範代の「ウィキ直し」も面白かったので次回が楽しみです。