岸端編集長、小林師範、泉師範、時浦師範代、そしてよしりん企画の皆様。今週の配信をありがとうございます。 八木氏が週刊誌に出入りするようになったのは論壇誌では売れず、かといって新聞やテレビ番組では匿名で論ずることが出来ないから、匿名が強く、それでいて影響力もそこそこ高い週刊誌で自分の主張を広げようと考え付いたからだと思いました。また、週刊誌も出版不況と雑誌を購読する習慣が携帯電話や携帯電子書籍の登場で激減し、なんとしてもこれら、商売敵と差別化して売り上げを伸ばさなければいけないということで八木氏が匿名で持ち込んだ皇室の中傷行為に飛びついたのだと思いますがいかがでしょう。 結局のところ、差別化のためのネタに飢えていた編集部に八木氏ら皇統男系固執者が皇室の中傷内容を持ち込んで、皇室の中傷を精力的に取り上げたのだと思います。 さらに魔の悪いことに一般人が皇室の役割について全く知らないことと、物珍しさ、さらには皇室に少しでも興味を持とうとしている人間が一番情報が入手しやすく読みやすい書物である週刊誌で取り上げられているので、何も知らない一般人が皇室に対して悪印象を抱いてしまい、ネトウヨ、ネトバカの皇室に対する認識と同じ認識を持つに至ってしまいます。 今週のライジングの記事を読みますと、戦前の治安維持法と不敬罪が君臣一体の國体を守るためにどれほど重要な役割をしていたか、認識しました。 そして、現在における臣民の皇室への認識離れが八木氏ら皇統男系固執者をでしゃばらせているのだと思うといてもたってもいられません。これは雑誌や新聞記事の「若者の○○離れ」とは次元の違う深刻な問題だと思います。 「次元冒険記」の後半いまでも覚えています。特に最後の難敵が小林師範自身であったことが特に印象深く、今思うと過去の自分との決別なのかな?と思う大変印象深い最期でした。小林師範は自分自身と戦う「次元冒険記」の最期をどのような思いで書いたのか非常に気になります。これは過去に捕われない人間とは何か?というこれからも生きていく我々にとっても重要な答え、または手がかりになるのではと少し期待しています。 泉師範の「ザ・かみさま」もいよいよ、大国主命の話もいよいよ、最高の見せ場に突入でしょうか?今回傑作だったのはヤソガミたちの間抜けな求愛行為とヤガミヒメの痛快ともいえる返答。ヤソガミたちの行為はどれもこれも男だったら一度は憧れることであるだけに、ヤガミヒメの人の見る目はまさに男から見た女性の鏡とでも言いましょうか?泉師範の正直な感想を読むと、これが現代における結婚率の低下の原因なのではと思ってしまいました。よって、今回の「ザ・かみさま」を読んで、ヤソガミにならぬように現場でせっせと挫けずに働き、優しさを持つ、大国主命のようになろうと、大変勇気づけられましたし、励みにもなりました。本当にありがとうございます。 ちなみに、雑誌や新聞記事、テレビなどで登場する同年代の人々って皆、今回登場したヤソガミのような人々ばかりで、周囲の人々もヤソガミに憧れるような人ばっかりで、同年代の人としては恥ずかしい限りです。八木氏や皇統男系固執者も今回登場したヤソガミと同じに見えているからこそ、桜井氏や皇統男系固執者を支持する人々が女性に見えないし、女性の魅力が感じられないのだと思いました。 しかし、「101回目のプロポーズ」の有名な場面は日本神話を基にしていたとは驚きでした。さて、次回ですが、嫉妬に燃えたヤソガミに果たして大国主命はどうやって対応したのでしょうか?なんだか、騙されやすい、御人(御神?)好しな神であるばかりに不安で仕方がありません。今回はいいところで終わってしまったばかりに果たして、再来週まで待ちきれるのか不安だったりします。 今回も長文失礼しました。くれぐれも皆様、御身体をお大事に。
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岸端編集長、小林師範、泉師範、時浦師範代、そしてよしりん企画の皆様。今週の配信をありがとうございます。
八木氏が週刊誌に出入りするようになったのは論壇誌では売れず、かといって新聞やテレビ番組では匿名で論ずることが出来ないから、匿名が強く、それでいて影響力もそこそこ高い週刊誌で自分の主張を広げようと考え付いたからだと思いました。また、週刊誌も出版不況と雑誌を購読する習慣が携帯電話や携帯電子書籍の登場で激減し、なんとしてもこれら、商売敵と差別化して売り上げを伸ばさなければいけないということで八木氏が匿名で持ち込んだ皇室の中傷行為に飛びついたのだと思いますがいかがでしょう。
結局のところ、差別化のためのネタに飢えていた編集部に八木氏ら皇統男系固執者が皇室の中傷内容を持ち込んで、皇室の中傷を精力的に取り上げたのだと思います。
さらに魔の悪いことに一般人が皇室の役割について全く知らないことと、物珍しさ、さらには皇室に少しでも興味を持とうとしている人間が一番情報が入手しやすく読みやすい書物である週刊誌で取り上げられているので、何も知らない一般人が皇室に対して悪印象を抱いてしまい、ネトウヨ、ネトバカの皇室に対する認識と同じ認識を持つに至ってしまいます。
今週のライジングの記事を読みますと、戦前の治安維持法と不敬罪が君臣一体の國体を守るためにどれほど重要な役割をしていたか、認識しました。
そして、現在における臣民の皇室への認識離れが八木氏ら皇統男系固執者をでしゃばらせているのだと思うといてもたってもいられません。これは雑誌や新聞記事の「若者の○○離れ」とは次元の違う深刻な問題だと思います。
「次元冒険記」の後半いまでも覚えています。特に最後の難敵が小林師範自身であったことが特に印象深く、今思うと過去の自分との決別なのかな?と思う大変印象深い最期でした。小林師範は自分自身と戦う「次元冒険記」の最期をどのような思いで書いたのか非常に気になります。これは過去に捕われない人間とは何か?というこれからも生きていく我々にとっても重要な答え、または手がかりになるのではと少し期待しています。
泉師範の「ザ・かみさま」もいよいよ、大国主命の話もいよいよ、最高の見せ場に突入でしょうか?今回傑作だったのはヤソガミたちの間抜けな求愛行為とヤガミヒメの痛快ともいえる返答。ヤソガミたちの行為はどれもこれも男だったら一度は憧れることであるだけに、ヤガミヒメの人の見る目はまさに男から見た女性の鏡とでも言いましょうか?泉師範の正直な感想を読むと、これが現代における結婚率の低下の原因なのではと思ってしまいました。よって、今回の「ザ・かみさま」を読んで、ヤソガミにならぬように現場でせっせと挫けずに働き、優しさを持つ、大国主命のようになろうと、大変勇気づけられましたし、励みにもなりました。本当にありがとうございます。
ちなみに、雑誌や新聞記事、テレビなどで登場する同年代の人々って皆、今回登場したヤソガミのような人々ばかりで、周囲の人々もヤソガミに憧れるような人ばっかりで、同年代の人としては恥ずかしい限りです。八木氏や皇統男系固執者も今回登場したヤソガミと同じに見えているからこそ、桜井氏や皇統男系固執者を支持する人々が女性に見えないし、女性の魅力が感じられないのだと思いました。
しかし、「101回目のプロポーズ」の有名な場面は日本神話を基にしていたとは驚きでした。さて、次回ですが、嫉妬に燃えたヤソガミに果たして大国主命はどうやって対応したのでしょうか?なんだか、騙されやすい、御人(御神?)好しな神であるばかりに不安で仕方がありません。今回はいいところで終わってしまったばかりに果たして、再来週まで待ちきれるのか不安だったりします。
今回も長文失礼しました。くれぐれも皆様、御身体をお大事に。