最近平成の御世に於いてご皇室に国民が期待申し上げる内容は昭和の御世と
違うんだろうか、と思うようになってきました。
陳腐な表現ですが「価値観の多様化」の影響というか。

祭祀などご皇室本来の役割が蔑ろにされ、「消費物」とされているように感じます。
「消費物」として看做す内容はそれぞれの立ち位置で異なるでしょう。
ゴシップ記事のテーマに価値を感じる者、御行幸やお出ましに価値を感じる人。
でも、そこには「敬意」がない。

高森先生が「社会の俺様化」を指摘されていましたが、これは若者だけでなく
いい歳した人も同様です。
他人に対して「敬意」を払う考えが急速に薄れてきた気がします。

問題は、高森先生が指摘されたように「俺様化」が進行した社会が
「ご皇室を上から目線」の浸透をもたらしてしまっている事ですよね。

僭越ですが、小林先生がAKBを論じた意味が、昨今のご皇室を
巡る議論を見て分かる気がしてきました。
根っこは同じで、それを取り除かないと日本の将来は結構暗い、
ということかな、と。。。

今後の皇統について関心を持っている人はまだ多くないでしょう。
少しでも多くの人に「今そこにある危機」を知ってもらう為にじっくりと
丁寧に説明をして議論をしていく大事さを感じました。

そういう勉強の場を提供されるライジングの重要性は益々高まるでしょう。
ですから、みなぼんさん。
連日遅くまで目の回る忙しさかと思いますが、くれぐれもご自愛くださいませ！