今年の最終号配信、お疲れ様でした。いつもながら充実した内容で感謝いたします。

　安倍晋三氏のあの暗さはネトウヨと波長が合うだろうなぁと最近感じていたのですが、今回の寸劇は安倍氏のネトウヨ性をこれでもか！と明らかにしてくれました。排外主義と陰謀論に染まった劇中の氏の台詞がいちいち言いそうな言葉なので笑えました。英霊が眠る靖国神社の参道を汚物で穢してもなんの痛痒も感じていないであろう台詞もいかにもという感じですし、サポーターの産経新聞はその時きっと「電子版だけ」はカツカレー説を唱えるんじゃないでしょうか。ちなみに安倍氏の好物カツカレーは大腸に最もよくない代物です。スパイスが腸粘膜を刺激するのは言うまでもなく、健康な人でも肉と油脂類の摂りすぎは軟便傾向にします。潰瘍性大腸炎には血流を止める抗炎症薬よりも食生活を改善するほうが先だと思われます。首相になれば昭恵夫人の歓心を取り戻せると考えたかもしれませんが、本末転倒の事態が待ち受けているかもしれません。
　第二次安倍内閣の組閣では、林芳正氏などの有為の存在がTPP参加で潰される農林漁業の敗戦処理を押し付けられていますし、経産大臣が原子力損賠と産業競争力を兼務しているのも原発・TPP推進を感じさせますし、防犯トップの公安委員長が防災の国土強靭化も兼ねているのがイミフですし、○○担当大臣がやたら多く重複し合っていて潰し合うことも目に見えていますし、アリバイ的に女性大臣が多くても女性の地位向上に繋がらないホシュ論壇ホステスですし、内閣の最初の仕事が女性宮家潰しでしたし、とにかく明るい材料が何もありません。景気回復を任された財務相・麻生太郎氏は明るいキャラクターですが、暗黒の安倍ブラックホールに巻き込まれたら光を失っていくしかなく、雰囲気がこう暗くては将来不安は払拭されず消費は低迷したまま景気もageるわけがありません。現在外人投資家が円を売って円安になっていることと、外人投資家がやがて一斉に売るための日本株を買って一時的に株高になっていることだけが明るいニュースだとは…嗚呼。ただただ早期の退陣を望みます。
　さて、よしりんリクアワ2013はありがたいです。AKB入門の指針となります。できれば秋元康さんがこの小林よしのりselectionをコンピレーションアルバムにしてくださると最高の手引きとなるのですが…。気分をageる曲ばかりでしょうから国土強靭化よりよほど景気に好影響を与えるように思います。
　今回の朝食も高級旅館ですね。「とろろ」は天然の精力剤ですよ。これに卵を落とした納豆と貝類の汁ものが付いたら「お盛ん定食」です（笑）。少食健康法が流行っているせいか、朝や昼を抜く人が増えていますよね。確かにダラダラとひっきりなしに血糖値を上げていると生活習慣病やアルツハイマーのリスクも高まりますが、その反動で必要な栄養素も足りないぐらいに食事を抜くとミトコンドリアが働かず慢性疲労になり、別の様々な病気の原因もつくり、老化の加速にも結び付くと思われます。少食健康法がこの不況下で食事代を浮かすための論拠にされているのではないかと勘ぐりたくなります。

　今年のとくに後半はライジングでたっぷり楽しませていただきありがとうございました。よしりん師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

　希望を失わなくて済む最後の砦がライジングでした　na85