みなぼんさん、日付が変わる直前のライジング配信お疲れ様です。
にも関わらず、いつもコメントが遅くなってしまい、恐縮です。

橋下市長の発言は慰安婦問題やら河野談話についての問題提起として
荒っぽさはともかく評価しています。
余計な事を言ったが故に、論点が拡散気味になっていましたが、
ここに来て漸く絞れてきたようですね。

河野談話が発表された当時、私は19歳でしたが何ともいえない
気持ち悪さというか、得体の知れない事に手を突っ込んだような
違和感を感じたことを思い出します。
（村山談話の時にも感じたのですが。）

当時も日韓基本条約で解決済みの事を何故今更こんな談話を
出す必要があるのか、と議論になったと記憶しています。
インターネットが無かった当時、論壇での論争に限定されていましたが。
それから20年。
歴史認識の問題は、種火のような存在となりました。
結局は、当時の政府の外交ミスな訳で、それを軌道修正するには
相当なエネルギーが要るでしょう。

安倍首相や自民党議員の態度については私も思うところはありますが、
状況打開に向けて地道に取組んで欲しい。
発言する以上は、用意周到に。

歴史認識や慰安婦問題は「政治的な正しさ（Political Correctness）」という
欧米の規範意識に真っ向ぶつかる案件になるので、そこをどうクリアするか、
という点を特に気をつけて。

自民党にできるか？そんなこと、と懐疑的になるときも有りますが、そのように
動くように仕向ける為には何が必要か、ということも考えないといけません。

政治家は国民の代表として敬意を払いつつ、国益具現化の道具として
働いてもらわないといけませんから。
それが有権者の義務だと思います。

今日27日に、橋下市長は記者会見を特派員を前に行うので、その発言に
注目しておきます。