岸端女史、小林師範、時浦師範代、木蓮師範、今週も配信、御疲れ様です。

バッファローですが、かつては北米インディアンが日本における鯨と同じく、頭からしっぽまで一匹ずつ無駄なく生活のために使用して、生態系も保っていましたが、白人移民はインディアン撲滅のためと毛皮産業、牛の牧畜のために絶滅寸前までに狩られました。その結果、インディアンは生活のための糧を失い居留地に追いやられ、自分たちの伝統文化も滅び、逆に白人の牛を頼りにせざるえませんでした。いまではバッファローは白人政府の管理のもとに少数に制限させられ、肉や毛皮は一部の裕福層の高級品となってしまっています。日本における捕鯨もまさに、これと同じなのでないのでしょうか？白人国家によって鯨を「絶滅危惧種」にさせられて、自分たちの伝統を取り上げ、逆に白人国家の伝統を押し付ける。ここにキリスト教国の原理が見て取れます。

河野談話の内容は恥ずかしながら、初めて全文を読みました。これって慰安婦という職業を「多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた」職業という、過去から現在における売春業そのものを侮辱することである、とんでもない職業差別になるとだれも当時考えていなかったのでしょうか？政府ならばより慎重になるはずと思うのですが、おそらく、政府は今も昔も自分がかつて勤めていたグローバル大企業と同じく「人命は地球よりも思い、しかし、一銭（数字上）の黒字は人命よりも重い」を暗黙のスローガンにしていることが丸わかりとなりますよね。河野談話の内容を読んで、日本は目先の事しか考えられないほどにもはや余裕をなくしているのだと改めて考えさせられました。

木蓮師範の「ザ・神様」は痛快でした。落ちこぼれスサノオが見事に名誉を挽回した。これに見習って、皆も外に出て、ヤマタノオロチを倒してクシナダヒメを救おう！と思いました。だれが、ヤマタノオロチが米中韓朝露でクシナダヒメは当然日本ですが、首はすべて跳ねねばヤマタノオロチは死にません。早く、大国主命が登場しないか、待ち遠しいです。日本神話の中で一番好きな神ですので。