待ちに待ったマッドマックスシリーズ最新作「マッドマックス：フュリオサ」観ました！
前作、怒りのデスロードで準主役として活躍していた女性戦士フュリオサを主人公とした所謂スピンオフ的な作品。
暴力と恐怖、それと狂気に支配された世紀末の世界、そんな世界を自身の目的を貫徹するため様々な困難を強靭な意思で切り抜け生き抜いてゆく彼女。母親や恋人の命を奪った憎っくき敵、復讐を果たすためには自らも狂気を身に纏う姿には観ているこちらもアドレナリン全開となりました。これまでに観てきた女性が主演のバイオレンス映画の中で私の中ではピカイチでしたね。
ただ、観終わった後、前作怒りのデスロードほどのある種の爽快感は私には感じられませんでした。映像のスケールは前作以上だとは思いましたが・・・。前作での主人公は復讐とかはなく、ただ独り荒野を疾走する突き抜けた感じがとてもカッコよく描かれていたように思います。まあ、それでも十分見ごたえのある作品でした。
日本でもこれに匹敵するくらいのアクション、バイオレンス映画を作れんもんやろうか？ゴジラではそれができたんですから。