サブがメインになろうとするのを邪魔するパワーと、メインがポリコレなど社会規範のようなものにがんじがらめになって、つまらないものになっていくパワーは、「悪い力」という点では同種だと思う。

自作自演で成り上がってきた"フォークソング"が、恋愛などの甘っちょろい歌を歌うようになると、商業主義的だ！とステージに石を投げる連中もいたという。そんな中から、甘っちょろくて何が悪い！と出てきたのが吉田拓郎だったと思ってる。

小林先生のように、サブもメインもあるか！？やりたいようにやるから、あとの評価は夜露死苦！の方が面白いモノを作り続けられると思うし、メインになった事を意識した小林よしのりや手塚治虫なんて絶対読みたくないし、メインになった途端、何をしていいか？わからなくなってしまった表現者って、結構よく見る。

子供の頃好きだったディズニーのアニメなんかも、次の世代がメインを意識し過ぎてつまらなくなったようにも感じるし、ジャニー喜多川亡き後のジャニーズ事務所もメインである事を意識し過ぎてたのか？どうか？わからないけど、社会に対して"良い子"になろうとして、こんな結果になったようにも思う。

結局はそれって、表現する側の気概にかかってるんじゃないか？何か言われたらすぐ凹んでしまうようでは、メインはおろか、そいつを脅やかす先鋭的なサブにもなれやしない。

自由を勝ち取るまでは意外と簡単だけど、勝ち取った自由の中で何をするか？っていうのはとてつもなく難しいと思う。自由って、冷徹なくらいに何も言わずにそこに横たわってるだけだから。

だからこそ、自分が自由でいられる束縛って何だ？それを大事に思う心って大切なんだと思う。やはり名言中の名言ですね♪

そして、これからのブログの中身は「老いの恐怖」がメインになるとのこと…怖いもの見たさで楽しみにしています☆