サトル のコメント

本屋の話題が出てたので、お邪魔しますm(_ _)m

無くなる(なった)理由は、ざっくり3つある……と思います。

①出版社(本屋独特の返本システム)の問題
②物流(これはアマゾンに顕著)の問題
③本屋の怠慢(これは心苦しいが、否定しきれない)

以上3つが絡み合い、相互に影響しあってる……と思います


読書好き……は一定数常にいるのは確かです。が、本屋の販売システムには「返本」があり、全額ではないものの、返金されます。出版社にしてみれば、「売りたい本」「確実に売れる本(固定ファンがいる)」しか、発行したがらない。発注がきても、納品しない(できない)なんてのも、ザラにある。「名著」と評価高くても増版できない、再販できないなんてのも、ザラ。

倉山本や竹田本が無くならないどころか、重宝されるのも、そのせい。(小林先生の本が販売すぐに「重版決定!」の意味するところは「深い」です。特に「問題作」はね。あ、常に問題作だ……。)

②はトヨタの「かんばん方式」の影響が、そして、多くの企業が、その考え方を導入していることが、物流に影響を及ぼしてるように(道路が倉庫になったとの揶揄もある)、何よりアマゾンの台頭が大きい。アマゾンは徹底しており、なんなら「顧客の消費傾向を把握」して、前もって近くのデポに在庫を持つ……なんてこともしてしまう(おすすめ……ってのも、なかなか上手いやり方)。出版社だって、自前で倉庫代負担しなくていいですからね。余談ですが、「マニアックな本(や、物)」だと思ってアマゾンに注文し、「すぐに配送された」ら、「把握されてる……」と疑ったほうがいいです(笑)
準備されてる可能性大?です。クリック回数も「把握」してますからね~。

③……これは、本屋自体が「返本システム」に甘えた部分。また本屋自体が商売下手……もしくは、出版社に抵抗出来なくなる……のが大きいと考えてます。
特に「街の本屋」は。

以前の業種では、転勤が多く、街の本屋には必ず行ってました。情報の宝庫なので、その街の。さらに「あぁ……この本屋は出版社の言いなりだな」とか、「もう売れなくなって(売る気もなくて)末期だな」とか。

東京……と言うより、千葉との県境に近い(笑)方は一度「読書のすすめ」さんの「実店舗」を訪問してみると面白いかなと。(余談ですが、以前上記の3つについて、清水店主に雑談まじりに確認したところ、確信に至りました)

ディスるようですが(笑)、あの場所、あの店舗……で「日本で一番「戦争論」売った」とは、驚き以外しかありません。
「品揃え」にしたって、「こんな本売れるの?」の世界。
全国の本屋さんは、一度見に行って考え、勉強したほうがいい。配送料も「実費」です(笑)購入金額にもよりますが。

「一番は」、本屋自身が、「本を読んでる」ので。これはデカイ……です。
勿論、「あ、自分この本は読まないです……」もあります。良くも悪くも「クセは強い」。

でも「メチャクチャ魅力的な本屋さん」です。

そして、いま個人的に「危惧」してるのは、「図書館の現状と問題」です。これはまた。

駄文失礼いたしましたm(_ _)m

さて、MXテレビ見よ。

No.53 12ヶ月前

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