昭和43号 のコメント

先日の東北ゴー宣道場を再度見直した。遅まきながら感想を書いてみます。

第1部で話題になった草津騒動については、テレビで見たときに「いくら何でも町長室でそんなことするかなあ」と疑問に思っていました。その後報道がなく忘れかけていましたが、元女性町議の偽証と知って「やっぱりか」と思いました。それと同時に、擁護していたフェミニスト達への批判がよしりん節全開でとても痛快でした。
「フェミニズムの運動家は冤罪を作り出す危険人物」
「ヒステリックで男とみればチンコちょん切りにくるような勢い」
「上野千鶴子を怒らせるために言っている」等々
今こういう事が言えるのはよしりん先生だけでしょう。
ただの罵詈雑言ではなく、フェミニズムの本質を理解した上での的確な批判です。
何となく多数意見に合わせて済ませるような自称言論人達とは格が違います。

特に人を顔で判断するなど学歴秀才の優等生には絶対にできません。
「偏見は庶民の知恵、顔を見りゃ一発で分かる」
「美人!襲われた!犯人ヒドい顔!ダメ!悪魔!」
ここの箇所は面白すぎて何度か繰り返し見てしまいました。
切れのいい寅さんの啖呵みたいで聴いていて心地よくなります。
寅さん並みに情に厚いよしりん先生は、知性豊かな寅さんとも云うべき風格があります。

*** *** ***

初登場のゴーさんは、弁護士なのに人権思想やリベラル思想に警戒心をお持ちのようで、如何にもゴー宣読者らしいなあと感じました。
リベラルを自認する倉持弁護士にもやや批判的のようでしたが、お二人は思想的にはそれほど違うのでしょうか。倉持弁護士はリベラルと言いながら結構保守的な感覚をお持ちのような気がしますが。
ゴーさんの解説では、裁判官も他人の意見に左右されることや、性被害が男女で違うという考え方を弁護士は受け入れないだろう、というお話が印象的でした。
2017年に刑法が改正されるまで女性の性被害に適用されていた強姦罪について、弁護士たちがどう考えていたのか。男性の性被害に同等のものがあると考えていたのかなど、弁護士たちの認識を知りたくなりました。
ゴーさんには今後も、法曹界の内情などをお話し頂きたいと思います。

No.213 10ヶ月前

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