くぁん のコメント

朝日新聞(11/20)朝刊、松尾潔氏へのジャニーズ問題インタビュー記事を読んでみた♪

業界ではジャニー喜多川氏の噂は聞いていたが、実際のところよくわからず、本人曰く『BBCの説得力ある報道で打ちのめされた』そうだ。どこに説得力を感じ、何に打ちのめされたのか?よくわからなかったが、とにかくこれを機に声を上げなきゃと思ったそうだ。

音楽に携わる人間が政治や社会に対して表立った発言をせず、『音楽で語ります』というのは『逃げ』だとも思ってるそうで、山下達郎がラジオで語った『私の人生にとって1番大切な事はご縁とご恩。(ジャニー氏への)ご恩を忘れない』の言葉を受けて、松岡氏はそれでヒットを生み出したことは美しいことかもしれないが、ただ、その前提に社会正義を欠いていたら、話は別なのだそうだ。

『性虐待で魂を殺された少年達の涙の上に成り立つご恩ってなんでしょう?』とまで言っている。権限を握った加害者とデビューを夢見る被害者の間には明確な力関係、アンフェアな関係があってはならないという考えのようだ。

再び山下達郎の言っていた『作品に罪はありません』に対しても、そうは言っても『今は作品の帰属先を厳密に問うべき時でしょう』とまで。ここに至っては、100%キャンセル•カルチャー容認…というか、"するべき!"論者なのだとわかった。

言葉の端々から察するに、この人は自分の『正義』にとても頑なだし、同い年としてそう感じるだけかもしれないが、確実に"西洋"にかぶれている。日本らしい"ご縁とご恩"、それらを自分に押し付けてくると思っている(山下達郎は自分にとって大事だと言ってるだけなのに)先輩世代に対し、嫌悪感すら持ってるのかもしれない。そんな印象を持ちました。

No.191 12ヶ月前

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