くぁん のコメント

『マスコミはなぜ常に狂うのか?』

新聞や週刊誌は購買数、テレビは視聴率しか考えない。だから真実性よりも、弾ける情報の価値感しか計算出来ない…それに尽きると思うのですが、でも、情報を扱う"メディア"って権力そのものなんですよね。その事を、程よく忘れている、若しくは恣意的に忘れているせいだとも思うのです。それで上手いこと"世間の権化"と化し、批判を躱そうとする臆病者の集団だとは思うのですが、扱う商品が物やサービスなど、他の業種とはちょっと違うという自覚が圧倒的に足りない気がします。

ゲスト弁護士ゴーさんの、「ジャニーズ記者会見は、メディアがメディアに注目される久しぶりの晴れ舞台だっただけだったのではないか?」や「リベラル思想のそもそものスタートがイデオロギーや理念である以上、行き詰まりは必然で、それを回避する為にバランスを取ろうとする事自体、リベラルエリートは嫌いだから、やらないんじゃないの?」や「実定法で裁けないものを糾弾するお前らの社会正義とは何なのか?ハッキリ晒せや!」などの主張は大変面白かったです♪被告人"リベラル氏"を弁護する倉持師範と、被告人"ホシュ氏"を弁護するゴーさんのそれぞれの「法廷ドラマ」を観てみたい気分になりました☆

高森先生が指摘していた「サヨクは社会主義や反戦平和、自虐史観などのカードが無くなり、より先鋭化しているのでは?」や、「執念を持って、事に当たるジャーナリストがいない」などの嘆きはキョーカンでした♪固執する人は増えたのに、執念を持つ人は減ったのかなぁ〜(嘆)

木蘭師範の「マスコミには検証するモードが皆無」はナットクだったし、緊張気味のチェブリン•モン子氏へ、喋りやすくなるような的確なフリ(サッカーではキラーパス、野球では送りバント)は見事で、つくづく優しいのだなぁ〜♡と思いました。

"キャンセル"された大須賀氏の後を受けての司会ぶりが、安定そのものの笹師範も、とても男前で魅力的でした♪

そして、今日も"人権空白地帯"で生きている小林先生はひたすら粘着的に強かったです!「偏見とは庶民のひとつの知恵である」や今回のジャニーズ問題での、「歴史の連続性をスルーする理由、原因がまるでわからん!」や「モラトリアムの期間が長すぎる!」などの名言も良かったし、「70歳を過ぎたから♪」を"錦の御旗"にして、何でも言って良い(杖を振り回す)!と開き直るお茶目さが笑ってしまいました♪

結論として『日本人は日本人としての当事者意識を持つしかない!』と思いました。したがって、小林先生の提唱する"自前の草の根ジャーナリスト"を"良き庶民"が支える事で、"ビッグオールドメディア"への自浄作用を促すしかない(無くなっては困る)は当然だと思う次第です。

余談ですが、小学生の頃(昭和50年代)新宿伊勢丹(私の記憶が確かなら)で、当時有名な漫画家が一堂に会した「サイン会」があったのですが、マナーの悪いおばちゃん達にイライラする手塚治虫や、遅れてやって来た藤子不二雄、馬場のぼるなどを見て興奮していたのですが、中でも石森章太郎が黙々と色紙に描く「サイボーグ009」の"手の速さ"は尋常ではなかったです!♪☆今でも忘れられない!

次回『愛子さまと悠仁さま』のシリアスな議論に期待大です!お疲れ様でした♪

No.102 12ヶ月前

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