ライジング感想にはいる前に…カラカラ浴場をはじめとする「ローマ」の浴場は蒸し風呂だけではなく、お湯の風呂もありました…。＜（＿　＿）＞
　テルマエ・ロマエエという漫画もありましたよね…。

　「学歴社会」といえば、就職活動では名門大学の場合が有利で、そうでないところや、大卒でない人は不利となっていますが、そういう企業の人材採用基準も改めなければいけないのかな、とか思いました。
　要は、近代以降の日本の出世とは、「郷挙里選」や「科挙」に受かって進士になるみたいなもの、なんでしょうか？「国家公務員試験」でなくとも。
　私の家庭でも、親から「公務員」になることを勧められ、自分のような不器用で融通がきかない奴はそれしか道がない、みたいなことを言われ続け、それに反撥して…あれこれやっていたら、このていたらく何ですが、ある意味、出身大学とか学閥とかにとらわれなかったのは良かったのかな、と（負け惜しみを）言っておきます。
　本当の「才能」とか「緊急事の判断」とか「機転」・「対策」みたいなものは、テストの点数では絶対にはかれないものですよね。
　またトリヴィアを少しあげておきますが、「対策」の本来の一見は役人登用で、出題者の課題に応じた漢文の答案を記すことで、現在の意味に比べると「学歴秀才」のような意味だったそうです。それでも…李白や杜甫、白楽天のような藝術的な才能を計測できればよろしいのですが。

　イデオロギーは教条主義におちいり、キリスト教では宗教裁判や魔女狩りのような話に発展するのに、もうすこし、人間は過去の歴史を学ぶべきでは、とも思います。といいつつ、自分も、人間の行動や真理にはある種の「法則」があり、それに外れたことはあまりしないのでは、とか思っていた口ですが。
　「罪なきものこの石を投げよ」と言われて退散するのは古代の中東の人であり、現代は…どうなのだろうか？ましてや、啓典の民でなければ。

　先にローマ浴場の話をしましたが、（キリスト教を完全にうけいれる前の）古代ローマ人においては同性愛は当たり前で、現代人はそういうのもキャンセル･カルチャーするのでしょうか？
　カリギュラとかネロとか、ドミティアヌスとかカラカラなどは、真っ先にそのやり玉にあげられるのかも。ちなみに、ドミティアヌスは兄、ティトゥスの娘、すなわち自分にとっての姪と結婚したそうです（ティトゥスはヴェスヴィオ火山噴火のポンペイ惨事の頃の皇帝で、ドミティアヌスの暗殺後、ローマは五賢帝の時代になります）。

　どうでもいいことばかり記しました。情と言っても、その人との人間関係とかで、さまざまに見られてしまうこともありますね（嫌がらせと曲解されたり、とか）。Q&Aには記しませんでしたが、よしりん先生も、そういうことがありましたか？
　どうしてもっと素直な見方ができないのか…と記しておきます。

　長くなりましたので、もくれんさんの方はまた後にします。