『日本人論』が、"ジャニーズ問題"から"キャンセル•カルチャー"とは？に移行し、いよいよ"日本人"とは？に入ってきたのかな？と感じました♪

キャンセル•カルチャーのバカバカしさとは、結局、自己のアイデンティティをも崩壊させるんとちゃうの！？だと思っています。

ジェファーソンやコロンブスの銅像をいくら倒したところで、その先住民を苦しめた上で勝ち取った新大陸で、のうのうと暮らしてる今の自分はな〜に？を真剣に考えたらわかるだろうに(昔、本気で世界はあえて『大航海時代』以前に戻るべきだ！と思っていた笑)！いくら、認めたくない自分のルーツが歴史上にあろうと、その上に自分が成り立っていることを認めなくては、存在そのものが「ダスト•イン•ザ•ウィンド」になってしまう。

余談ですが、小学生の頃、アメリカのTVドラマ『ルーツ』(まさにアフリカ系アメリカ人のルーツの意)を解らないながらも、最後まで観て、翌日学校で、やはり内容は解らず、お互い感想を言い合うのは避けながら、その「ドラマを観た！」という奴がいて、妙な親近感を覚え、"トモダチンコ"(当時はそのスキンシップ方法は知らなかったが)したくなったのを思い出しました。

結局、歴史が浅い故に、そのような子供じみた"思い上がり"に到達するのだろうが、そんな浅い歴史や文化にも誇りを持ち、猛反対する人々がいる！というのが、分断とは違う側面で、アメリカの救いでもあり、ナショナリズムが健全にある！という気がする。

一方、振り返って日本人は？ということになるんだけど…猛反対する人なんてごくわずかしかいないじゃないか！しかも日本を保守する立場で猛反対する人なんて小林先生位しかいないのでは？ここに"日本人論"の核がある気がしています。

古くから"男色文化"を持つ"日本人"としての自分を、それは「俺のルーツじゃない！」と駄々をこねる現代の自称"日本人"達に如何に納得させるのか？今後の『日本人論』の展開がとてもとても気になります☆