配信お疲れ様です。朝夕冷えるのはなかなか堪えますね。

今の世の中では、「もっともなこと」よりも「もっともらしいこと」が大事にされているように思えます。マスコミは事物をもっともらしく見せかける演出を商売としており、その道具としてしばしば利用されるのが「学歴秀才」ですね。

マスコミだってニーズがあるから商売が成り立つわけですが、なぜ人々はもっともらしいことばかりを求めるのでしょうか。それは、もっともなこと＝真実がしばしば過酷であり、不安を与えるからだと思います。パレスチナ問題はもはや放っておくしかないという「もっともなこと」よりも、話し合えばどうにかなるという「もっともらしいこと」のほうが、人々を安心させるのではないか。賢しい学歴秀才たちはおそらく分かっている。今の世の中で一番楽に金に換えられるのが「安心」という神話であることを。それは、コロナ禍という「もっともらしい」虚構において、「もっともらしい感染対策」が巨万の富を生んだことでも明らかでしょう。