山颪 のコメント

いつも楽しく拝読しております。
私はバイセクシャルの男性です。自分の視点からは、一連のジャニーズ騒動は、多くの方々が持つ男色、ひいては同性愛への嫌悪感が引き起こしたことの様に思いまして、感想を投稿させていただきます。
私は、批判されるべきは「未成年に対する性的な行為」であって、これはヘンタイ性癖であると私も思います。しかしジャニー喜多川氏の死後になって追及するのはやはり何か違和感があります。
しかもこの批判はとても的がズレていて、過去の行為がほじくられ拡大されて、もはや「男色=悪」の図式で攻撃をしている様に見えるのです。
私は、小林よしのり先生がジャニーズ問題に男色文化を取り上げられたことが理解できました(と思います…)。男色文化について理解を深めないと、このジャニーズ問題が単純な同性愛批判につながってしまうと私は思いました。
これまで戦争、薬害、コロナ、皇室と、小林よしのり先生はテーマに沿って多くの知識を、漫画で分かり易く私たち読者に与えていただきました。
しかし都度、先生の提示する視点に批判して去っていく(?)方々がいらっしゃる様ですが、これは各々の深層に持つ「異論への拒否反応」があったのではないかと推測します。
こと男色や同性愛を忌み嫌う人は少なくないと思いますし、性的なテーマでもあるため、議論自体がとても難しいのではないでしょうか。批判する側は、男色など気持ち悪いとはけして公に言えないことは分かっているから、正義を盾にして執拗に攻撃するのでしょう。
また、最近の被害者ぶっている連中は論外です。売名行為の卑怯そのもの。どうせジャニー氏が存命の時は尻尾振ってなついていたのだろうなと思います。
主従関係って何となく理解できます。普通、男性上司に気に入られるって無いですけど、もし尊敬する人が自分に好意を持ってくれたらそれは物凄いチャンスだと思いますし、ご希望とあれば可愛がられたいとも思います。(多分ここが女性と男性の、性被害と感じるものの差でしょうか?)だからBBCの例のドキュメンタリーに出演した元ジャニーズは堂々と「尊敬している」と発言ができるのでしょう。
しかし、日本人がどれだけ男色や同性愛に不寛容になってしまっていたかがよく分かったちょっと悲しい騒動です。劣化ですね…。
長文失礼いたしました。

No.87 16ヶ月前

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