mantokun のコメント

お盆休みの中(私は仕事ですが)の中、配信ありがとうございます!帰りの電車内で小林先生の論考を一気に読み、腹落ちしました。私の中でも西洋的キリスト教の潔癖な価値観は根を張っていたようで、それに阻害されてところどころよく分かっていない状態だったのだ、ということが今回の記事で分かりました。

私は福井出身なので、日露戦争時の広瀬武夫少佐のエピソードは福井丸関連で知っていたのですが、まさか広瀬少佐と杉野兵曹にも男色に由来する絆があったとは、今の今まで想像すらしていませんでした。
昨今、広瀬武夫に言及するのは保守陣営くらいで、さらにその連中自体が劣化し切っているため、広瀬のことも「ただの部下思いな軍人」としか取り上げないのですが、そんなレベルでは広瀬の行動も、それに感動して軍神とまで称えた当時の日本人の心情も理解できないんですね。

また、「日清・日露戦争の頃の日本軍では男色が当たり前だったから、慰安所が要らなかったのだ。」には色々な意味でショックを受けました。西洋的価値観をありがたがって中途半端に取り入れ、設置した慰安所のために、回り回って戦後「世界に恥ずべき性犯罪国家」の汚名を着せられることになるとは…。
今狂ったようにジャニーズや小林よしのりを叩いている勢力は、日本に日本でなくなれと言っているのと同じですね。

ところで、カレーせんべいさんのサイトのスレッドは、もう本当に見ているこちらがはらわた煮え繰り返るような荒らしがのさばっていますが、その中で

>慰安婦と同じってのが舐め腐ってる!方や名も無き兵士、方や最高権力者。本当に英霊への冒涜で小林の外道には怒りがこみ上げる

とかいうコメントがあったのは、本当に呆れ返りました。(最高権力者って何?)
30年前、世間を敵に回してでも日本兵を守ろうと小林よしのりが孤軍奮闘し、左翼の価値観に染まりきって日本兵をバッシングしまくっていた世間に『戦争論』でまさに風穴を開け、世論を一変させてしまったことを知らないのか?と。この人は、すっかり世間が変わってしまった今だからこそ、「名も無き兵士」「英霊」とか言えるんですよ。(匿名だけど)
慰安婦論争が沸き起こっていた頃、日本軍を擁護する論陣を張るのがどれだけ大変で勇気の要ることだったか、全く分かってない。常に安全なところから高みの見物をしているだけ。

最初は私も、ジャニーズタレントを全力で守るという小林先生の論に、「ただでさえ多忙なのに、そこまでしなくとも…」と思っていましたが、今回カレーさんのサイトに集まる荒らし連中の常軌を逸した書き込みの数々に、「今回もやっぱり小林先生の言うことが正しかった」と思うようになりました。

日本古来の融通無碍で性に奔放な価値観は、もはや漫画や小説などの創作物の中にしかなくなっていくのかもしれません。今の日本人はきっと、日本の古典作品を読んでも半分も中身を理解できていないんでしょうね。
西洋人になり損なった、空っぽで無国籍でうすぼんやりした人種が皇室や天皇まで失ったら、もう本当に消滅するしかなくなってしまいそうです。

No.33 14ヶ月前

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