昭和43号 のコメント

14日のちぇぶさんのブログには色々と驚かされました。
前もって告白しますが、私はジャニーズ問題について全く知りませんでした。
情弱すぎて本来ならこの問題について何も言う資格はないのでしょうが、少しだけ思ったことを書いてみます。

まず被害の実態ですが、伝わる情報から判断しても、抵抗不能な状態で実行されるレイプとは違うと思います。よしりん先生が言うように性的いたずら、または過剰なセクハラ行為、と言った方が正しいと思います。自分で経験がないので想像になりますが、男児の場合、余程嫌じゃない限り敢えて受け入れた事も少なくなかったのではないかとも考えています。

ちぇぶさんのブログのリンク先にあった平本淳也氏の記事を見て驚いたのが、ジャニーズは事務所入社と同時にジュニアとしてデビューし、中学生でもかなりの報酬を得ている、という事です。被害を告発した人達は、残念ながら芽が出なかった人が多いのだろうと勝手に思い込んでいましたが間違いだったようです。余り売れなかったとしても、被害を上回るくらいの恩恵を受けていると考える事ができます。

日本の男色文化については、戦国時代に左様な事もあったという程度の知識しかなく、まさかの僧侶に始まり、これほど歴史的な連続性があったとは全くもって知りませんでした。
ジャニ―喜多川の性嗜好やBL漫画が女性に人気という事実(最近知りました)が歴史に根差すというのは理解できますが、1つだけ疑問があります。男児相手の性行為が、戦後の日本社会の中でどこまで許容されていたか、という事です。裏社会とも一部で関係する芸能やスポーツの世界、少なくともジャニーズ事務所ではやむを得ない、と一般に認識されていたのでしょうか。

児童福祉法(昭和22年公布)が規定する児童淫行罪の当初の想定は、成人男性による未成年女児への淫行ではなかったかと考えますが、90年代にはまだ援助交際(こちらの方がより深刻だと思う)が社会問題となったくらいなので、男児の場合は世間的にも淫行という意識が薄かったのかもしれません。

最後に、「性被害は男女で平等ではない」というちぇぶさんの意見に共感致します。
基本的にレイプは女性の性被害と認識しています。
政策理念としては男女平等と共に女性保護の観点も必要と考えています。
乱筆乱文となりましたことお詫び申し上げます。

No.236 16ヶ月前

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