カレーさんの方にも多少(でもないか…)記してみましたが、私も「左翼」なのかな…。よけいなことだった、と反省しております。 少し思い出した「小説」があるので、取り上げてみます。 結城昌治さんの「惨事(さんじ)」という話です。以前、TBSの2時間ワイドで、古手川祐子さん主演で放映されたドラマでもあるのですが…。 ヒロインの少女は、夏の花火大会の夜に、旧友の女友達と同伴していた先輩の男たちに犯されました(女友達の方はその時、別のところにいた、つまり手引きをそれとなくしたわけです)。 身投げをしようとしたのを通行人にとめられ、事件は発覚しましたが、警察は「あなたの方にも油断がある、ふつう、男と2人きりで夜道をあるかないはずだ」と逆に少女の方を責めるような言い方をし、先輩の親が送ってきた史談の金を親が受けとり、(少女の意と事件はなかったことにされました。 その後、少女はかよっていた夜学を(自分への好奇の目に苦しめられ)やめてしまいました。そして、親のすすめで、東京の料理店へ勤めることとなり、そこで出会ったコック見習いの少年と良い雰囲気になるのですが…いざとなった際に、抵抗してしまい、その結果、その少年と気まづくなって店をやめてしまいました。 それから少女は「世捨て人」のように転職を何度も繰り返し、結果、福島県のバスの車掌になりました。 その後。彼女を犯した「先輩」が真人間になり、結婚相手と一緒に、彼女の担当するバスに乘り込んで来ました。尋常ならざる心理状態になった彼女は、とある渓谷を通る道で、ほかのバスとすれ違った際に、警笛を拭きつづけて…記憶がフラッシュバックして…そして、ついに…。 という話です。正直、この話については同情します。古手川祐子さんが演じたドラマでも、本当に気の毒としか言いようがなかった(ドラマでは中絶し、不妊になるという話だったのかな?原作はそこまで行ってはいませんが) この話とジャニーズが異なるのは、確かにこれも彼女の「個人的な思い」ですが、こちらは意図せぬままに自身の「純潔」が奪われたわけで、そのことがフラッシュバックし、人生を狂わされたということで、かりに少年たちがジャニー喜多川氏に「純潔を騙されて奪われた」としても、そのことで「自分の人生が台無しになった」となるのか、というこでしょう。 フラッシュバックもあるかも知れませんが、それにしたって、恋愛ができなくなるというような後遺症があるとは思われないです。 もう一つ、(いつもあげてる漫画家さんの話ですが)岸裕子先生の作品で、「沈丁花」を。 こちらは、とある高校の新任教師が、沈丁花の咲く季節になると学校を長期休学する生徒の家を訪問したところ、実は教師が過去に初恋の女性に失恋し、たまたま見かけた「少年」が相手に似ていたので、騙すようにして「交渉」をしてしまい、それが影響して「沈丁花」の匂いに反応して、家に閉じこもっていた、ということが判明し、教師は少年に「謝罪」するのですが、少年は「あなたのことが忘れられない、あのときと同じようにだいてほしい」と願いました。 しかし、教師は、母親の病気の援助のため、(生徒でもある)その学校の理事長の娘と婚約しており、「すまない」と言って拒絶し、それを追いかけた少年が事故でなくなり、そのまま(大きな罪悪感をかかえたまま)教師は結婚式をあげる、という話です。 …つまらないBL話をあげてしまい、すみませんでした。ジャニーズの場合は、こちらなのでしょうか? しかし、ジャニー喜多川氏とあれこれなった結果、登校拒否になり、人生を狂わされたというシナリオが、どうしても思い浮かばないですね。そうなったら、裁判沙汰になり、敗訴するかも知れないけれども、そうすることで鬱憤を晴らそうとするかも知れないし、(気持ちを変えるための)転校ということもあるし、「同性愛者」に敵意を抱くのはあるかも知れないけれども、結婚とかしたら、多分相手に「祕密」にするでしょうし。 ましてや、ジャニー氏ともう一度再会して…もないかな?あくまでも、少女漫画の話でしょう(ただし、フィクションとしてはかなりよくできた話です)。 以上、あれこれ、くだらぬ妄想(?)をしてみました。あまり面白くなかったでしょうか?
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カレーさんの方にも多少(でもないか…)記してみましたが、私も「左翼」なのかな…。よけいなことだった、と反省しております。
少し思い出した「小説」があるので、取り上げてみます。
結城昌治さんの「惨事(さんじ)」という話です。以前、TBSの2時間ワイドで、古手川祐子さん主演で放映されたドラマでもあるのですが…。
ヒロインの少女は、夏の花火大会の夜に、旧友の女友達と同伴していた先輩の男たちに犯されました(女友達の方はその時、別のところにいた、つまり手引きをそれとなくしたわけです)。
身投げをしようとしたのを通行人にとめられ、事件は発覚しましたが、警察は「あなたの方にも油断がある、ふつう、男と2人きりで夜道をあるかないはずだ」と逆に少女の方を責めるような言い方をし、先輩の親が送ってきた史談の金を親が受けとり、(少女の意と事件はなかったことにされました。
その後、少女はかよっていた夜学を(自分への好奇の目に苦しめられ)やめてしまいました。そして、親のすすめで、東京の料理店へ勤めることとなり、そこで出会ったコック見習いの少年と良い雰囲気になるのですが…いざとなった際に、抵抗してしまい、その結果、その少年と気まづくなって店をやめてしまいました。
それから少女は「世捨て人」のように転職を何度も繰り返し、結果、福島県のバスの車掌になりました。
その後。彼女を犯した「先輩」が真人間になり、結婚相手と一緒に、彼女の担当するバスに乘り込んで来ました。尋常ならざる心理状態になった彼女は、とある渓谷を通る道で、ほかのバスとすれ違った際に、警笛を拭きつづけて…記憶がフラッシュバックして…そして、ついに…。
という話です。正直、この話については同情します。古手川祐子さんが演じたドラマでも、本当に気の毒としか言いようがなかった(ドラマでは中絶し、不妊になるという話だったのかな?原作はそこまで行ってはいませんが)
この話とジャニーズが異なるのは、確かにこれも彼女の「個人的な思い」ですが、こちらは意図せぬままに自身の「純潔」が奪われたわけで、そのことがフラッシュバックし、人生を狂わされたということで、かりに少年たちがジャニー喜多川氏に「純潔を騙されて奪われた」としても、そのことで「自分の人生が台無しになった」となるのか、というこでしょう。
フラッシュバックもあるかも知れませんが、それにしたって、恋愛ができなくなるというような後遺症があるとは思われないです。
もう一つ、(いつもあげてる漫画家さんの話ですが)岸裕子先生の作品で、「沈丁花」を。
こちらは、とある高校の新任教師が、沈丁花の咲く季節になると学校を長期休学する生徒の家を訪問したところ、実は教師が過去に初恋の女性に失恋し、たまたま見かけた「少年」が相手に似ていたので、騙すようにして「交渉」をしてしまい、それが影響して「沈丁花」の匂いに反応して、家に閉じこもっていた、ということが判明し、教師は少年に「謝罪」するのですが、少年は「あなたのことが忘れられない、あのときと同じようにだいてほしい」と願いました。
しかし、教師は、母親の病気の援助のため、(生徒でもある)その学校の理事長の娘と婚約しており、「すまない」と言って拒絶し、それを追いかけた少年が事故でなくなり、そのまま(大きな罪悪感をかかえたまま)教師は結婚式をあげる、という話です。
…つまらないBL話をあげてしまい、すみませんでした。ジャニーズの場合は、こちらなのでしょうか?
しかし、ジャニー喜多川氏とあれこれなった結果、登校拒否になり、人生を狂わされたというシナリオが、どうしても思い浮かばないですね。そうなったら、裁判沙汰になり、敗訴するかも知れないけれども、そうすることで鬱憤を晴らそうとするかも知れないし、(気持ちを変えるための)転校ということもあるし、「同性愛者」に敵意を抱くのはあるかも知れないけれども、結婚とかしたら、多分相手に「祕密」にするでしょうし。
ましてや、ジャニー氏ともう一度再会して…もないかな?あくまでも、少女漫画の話でしょう(ただし、フィクションとしてはかなりよくできた話です)。
以上、あれこれ、くだらぬ妄想(?)をしてみました。あまり面白くなかったでしょうか?