よしりん先生がブログで、「『ジャニーズ問題が何故男色文化とつながるのか?』というコメントに誰も答えられない」と書いていたのを見かけたので、時間もあるし「そこまで言われては」ということで稚拙ながら反論してみようと思います。 日本の男色文化は平安時代からと言われており、貴族の嗜みであり、女人禁制でかつ山間部にある大寺院では少年修行僧を「稚児」と呼び、男色の対処とも神事の対象ともされていました。この神事における「稚児」の概念は現在も祭り事に残っています。そして戦国時代になると「衆道」と呼ばれ、戦国武将のステータスとなっていきます。 江戸時代になると、「若衆」と呼ばれる少年が歌舞伎の舞台に立つようになり、男女問わず人気を集める存在となります。更には男娼を求める「陰間茶屋」も出てくるようんあり庶民の楽しみの一つのなっていきます。ちなみに、知っている人が居るかはわかりませんが、「東海道中膝栗毛」の主人公である弥次さん喜多さんは同性愛です。(元々は喜多さんが陰間だった) この男色文化は明治まで続くことになり、当時の文豪も思い出を書き記しています。 古代から芸能だけでなく神事にまで男色文化や少年愛が存在しているのに、それがなぜ今「ジャニーズ問題」として問題視されているのか。歴史を鑑みることもせず、「少年愛」という一点だけで拒否反応を起こしているだけではないのか。そもそも「全てレイプだった」と決めつけて良いのか。よしりん先生が以前ブログで書かれていた「慰安婦問題に似ている」という言葉がよく当てはまると思います。
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よしりん先生がブログで、「『ジャニーズ問題が何故男色文化とつながるのか?』というコメントに誰も答えられない」と書いていたのを見かけたので、時間もあるし「そこまで言われては」ということで稚拙ながら反論してみようと思います。
日本の男色文化は平安時代からと言われており、貴族の嗜みであり、女人禁制でかつ山間部にある大寺院では少年修行僧を「稚児」と呼び、男色の対処とも神事の対象ともされていました。この神事における「稚児」の概念は現在も祭り事に残っています。そして戦国時代になると「衆道」と呼ばれ、戦国武将のステータスとなっていきます。
江戸時代になると、「若衆」と呼ばれる少年が歌舞伎の舞台に立つようになり、男女問わず人気を集める存在となります。更には男娼を求める「陰間茶屋」も出てくるようんあり庶民の楽しみの一つのなっていきます。ちなみに、知っている人が居るかはわかりませんが、「東海道中膝栗毛」の主人公である弥次さん喜多さんは同性愛です。(元々は喜多さんが陰間だった)
この男色文化は明治まで続くことになり、当時の文豪も思い出を書き記しています。
古代から芸能だけでなく神事にまで男色文化や少年愛が存在しているのに、それがなぜ今「ジャニーズ問題」として問題視されているのか。歴史を鑑みることもせず、「少年愛」という一点だけで拒否反応を起こしているだけではないのか。そもそも「全てレイプだった」と決めつけて良いのか。よしりん先生が以前ブログで書かれていた「慰安婦問題に似ている」という言葉がよく当てはまると思います。