東海道新幹線の車内販売が終了するの、残念です。遥か昔、私もこのアルバイトをしていて、アイスクリームも売り捌いていたので。
しかし、人手不足が原因というより「コストカット」が主眼なんじゃないかと穿った見方をしてしまいます。
「シンカンセンスゴイカタイアイス」は通販でも買えるそうですが、ソウジャナイ、あれは新幹線の中で買って、車窓を眺めながら食べるからこそ美味しさが際立つのです。到着駅までに食べ切れるかどうかのドキドキ感も含めて。
ちなみに東北新幹線では車内販売が健在で、アイスクリームも売っております。そちらに期待（？）します。
という事は、道場も東北開催が増えるのかな？アイスクリームが理由で（それは無いか）。

世の中『人手不足』と大騒ぎしておりますが、若者の数が大幅に減っていて、低賃金で雇えるアルバイトの数が不足しているに過ぎない、といった感じです。
第二次ベビーブーム世代が社会に出る時に就職氷河期が重なり、第三次ベビーブームは起きませんでした。起きていれば、今頃は二十歳前後の若者が街にあふれ、人手不足も起きなかったはずです。
就職氷河期世代を虐げ続けたがために、東海道新幹線の車内でアイスクリームが買えなくなる、という悲劇が起きるのです。
国策のミス、経済政策のミスが、旅の楽しみをも奪ってしまうのです。大袈裟でしょうか？

日本の人口が減っても「江戸時代は４千万人くらいだったから大丈夫」などという呑気な意見も散見されますが、今の日本の社会システムやインフラは、人口が１億２千万人前後で推移することを前提に設計されているので、人口減は深刻な問題です。
移民を受け入れるか、社会システムを人口減に合わせるか……。
しかし、日本人の氷河期世代を冷遇し続けて移民を優遇するようなことになったら、氷河期世代の怒りが爆発するでしょう。
いっそのこと『鎖国』してしまえ！と思わなくもないですが、鎖国したら日本は干からびちゃうかな？