希蝶 のコメント

>>29
>>31
 こちらこそ、つまらない返信をしてしまい、すみませんでした。
正直、権力をかさに着て、他者を思い通りにするやからは、私も好きではないのですが、それと、社会的役割とか藝術性とかいうものは、基準が異なるのでしょう。

 人格と才能が一致しないというのは、(映画の)「アマデウス」で描かれたモーツァルト像などにも表現されているものだろうと思います。もっと卑近な(?)例をあげれば、漫画「Beck」のコユキをいじめた軽音部のやから(名前、忘れた)なども。どちらも、最後は「いい人」みたいになっていたけれども。

 時代は違うけれども、レオナルド・ディカプリオ、じゃない、ダ・ヴィンチや、ミケランジェロも、メディチ家がなければこんなに有名にならなかったわけで…。狩野家だって、信長とか徳川とかがなければ。そして、そういうのと結びついてでも、自分の作品を世に出したい人もいれば、山東京伝とか(絵画ではないけれども)為永春水とかみたいに、権力から弾圧される側もあるわけで、それはその人の信じるものとか、時代とか、社会によるものだろうと思います。

 あと、先のコメントを補足しますが、山口美由紀さんの作品には、多分ギャグも混ざっているのでしょう(警察は、偏見とか古くからの因習とか強いように、私は「偏見」を抱くので)。しかし、昔よんだ時はそんなふうな解釈だったのですが、恐らく、ヒロインの「元父、現母」のキャラクターは時代を先取りしていたとも言えるのでは。いうか、漫画では「パタリロ!」とかもあるように、こういうの、当たり前だったりするわけで、男系派とか生産性がないとかいう意見のかたも、(フィクションだという割り切りも含めた上で)こういうのをよんで、頭をリラックスさせる必要あり、と思います。
 私自身は(本家本元の希蝶、楡崎玉三郎さんに玲奈ちゃんという幼馴染み・恋人がいるように)、女の子が好きです。自分は男性だと思っております。少女漫画については、特色のある漫画の一分野としてとらえています。ブックオフとかでその棚をのぞくのは、さすがに恥づかしい、かな?

 そんなところです。ではでは。

No.32 17ヶ月前

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