小林よしのりチャンネル

今回のジャニー喜多川による性被害に関する先生の認識をめぐる様々な反応は、数年前の財務次官セクハラ発言問題が取り沙汰されたときと既視感があります。
あのときもやはり読者を含んだ多くの人が先生の認識を糾弾に近いテンションで批判していたと記憶しています。
個人的には今回のほうがすんなりと腑に落ちました。なんなら「全てわかったうえで売れるために受け入れた」人だっていたと思っていたので。それくらい修羅の世界だと思うし、そんなことを繰り返していてもなお排除されないほどジャニー喜多川の才能が抜きん出ていたと言うことなんやろなと。同じようなことをしていた芸能関係者は多数いますが、その多くがきっちりと存命中に塀の向こうに送られています。
みんな薄々わかっていたのに、見て見ぬふりしてきたじゃないですか。メディアもタレント同士もファンたちも。本当に子どものことを第一に考えるというのなら、少なくとも裁判所にセクハラ行為が事実認定されたタイミングで業界を放逐されてないといけなかった。全部商売の都合でそれをさせなかっただけです。

そしてここから一体、社会はジャニーズにどんな償いを求めるんでしょうか。墓掘り起こしてジャニー喜多川の骨を砕くようなことはできないわけですから、実質現在のジャニーズ事務所のタレントが使われなくなるということしかできないでしょう。それはもう政治の話です。

No.100 39ヶ月前
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