私がワクチン推進に疑問を持ったのもこの点でした。新薬の長期の安全性なんて分かるはずがないのに政治家や専門家は安全性やメリットばかり強調する。分からないことは分かりませんでいいのです。分かった風にする、分かっている前提で進めるから害が出たら隠蔽するしかなくなる。そうなるだろうなと思っていたら想定よりもさらに早く薬害が発生してしまった。人間が事前に物事のすべてを掌握するなんてできない。たったこれだけの常識が、いまだ世の中からは欠けたままです。そして非常識を糾弾する側が、いつしかより非常識の深みに嵌まりこんでいく。陰謀論もまた、自分は全部分かっているという傲慢の産物に過ぎないのではないでしょうか。