『恋愛論・完』読みました。

美輪明宏さんの話が再録されているのも、美輪さんのファンとして嬉しかったです。
今の日本にはロマンが足りないですね。かつての日本はロマンティックが止まらなかったのですが(笑)。
このシリーズだったと思うのですが、名優の勝新太郎さんが「男同士で愛し合うというのを想像してみたが、あと１センチというところで無理だった」といった趣旨のことを仰っていて、「あの勝新をもってしても、無理なものは無理なんだな」と思った覚えが……記憶違いでしたらスミマセン。

あと、AKBの恋愛禁止って、ファンの男の方が恋愛禁止であって、AKBのメンバーはOKじゃなかったでしたっけ？……違いますね(^^;)

「お酒はぬるめのカンガルー」の行きつけの居酒屋が、メニューが豊富で居心地も良さそうで、実在するなら呑みに行きたいです☆

……私も、「一生涯悔やみ続ける恋愛」というのがあります。若い頃でプラトニックのまま指一本触れてはいなかったのですが、指一本触れなくても女性を深く傷付けてしまうことはあります。
私が煮え切らなかったのが原因ですが、自分が傷付くことを恐れて逆に相手を傷付けてしまうという最悪のことをやってしまいました。
なので、初老（？）に差し掛かった私が今でも独り身なのは、因果応報だと思っております。
しかし、『恋愛下手の女好き』というのも困ったもんで……。

ギャグ漫画でありながら、色々と考えさせられたり、身につまされたり、濃い一冊でした。