希蝶 のコメント

 本当に、ぎりぎりですね…。感想です。

 今回のテーマは、木蓮さんとよしりん先生とで重なっているので、まとめて記します。

 マイクロチップの話も聞かされました。面白いことを言う人もいるな、と。しかし、コロナという(一見)異常で未知の事態、ウクライナ戦争という(ある意味、自分とは無関係な)イベントに、みな発狂・狂乱しているのでしょうか。
 正直、「陰謀」なんて、「柳生一族の陰謀」か、「バブーフの陰謀」位でいいような気もするのですが…(後者はフランス革命期の話です)。
 恐らく、世間には(喪黒福造ではないけれども)心のさみしい人がいるのでしょう。そして、そういう人は、世間から爪弾きされていて、精神的にも不安定なので、つい何か「ほかの人の知らない自慢話」をしたくなる。そして、異説に飛びつく…(本当に、どこかで聞いたような話ですが…)(^_^;)
 人のことは言えないのですけれども。

 宮沢なんとかさんの件でもわかりますように、こういう心を病む、それこそ「無責任な」言説にとらわれるのは、その人自身に孤独や誰かとつながっていたいという欲求があり、社会から阻碍された怨みやくやしさ、あるいは優越感があるのでしょう。それを可視化しているのがインターネットであり、SNSなのだと思います。

 今まで孤立していると思っていたものが、パソコンやスマートフォンの中にたくさん存在する。そのことで、喜びを感じたりするのでしょう。
 しかし、「カウンセリングは万能ではない」という真理のように、インターネットも万能ではない、それは完全ではない人がつくるものであり、かりにAIなるものが管理をしたとしても、AIのプログラムをするのも、その完全ではない人間なのだから、となるように思います。

 かりに「目に見えているものがすべてではない、だから、陰謀のようなものも存在する」と主張するのなら、「みなが自分と同じ意見ではない。似ているということは違うと言うことでもあるのだ」ということに気づかねばならぬのでは、とか思います。「意見の同意者を求めるのも甘えの一種」で、場合によっては、誰かに自分の知っていることを伝える必要もあるのでしょうが、同時に「言葉ほど重いものはない、誰かを喜ばせることもあれば、絶望へと突き落とすこともできる」ということにも注意せねば、と思います…って、全部、自分にも当てはまりそうですね。

 SNSで発信したり、それを見つけて自慢している人たちも、ただ楽しんでいるだけなのでしょうか。だとしたら、嘆かわしいです。
 
 (山本リンダの歌ぢゃないけれども)「噂を信じちゃいけないよ」という言葉を肝に銘じたいです。そして、自分の判断力と、(世評に惑わされていない)信頼できる意見のみに耳を傾けたいです。

 ちなみに、(高島易断で有名な)高島嘉右衛門という予言者兼実業家は、このようなことを述べていたそうです。最後に、何となく記しておきます。

「ことごとく易を信ずれば易なきに如かず」

No.217 17ヶ月前

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