希蝶 のコメント

 あまり今回の話題とは関係ないのですが…。

 部屋の整理をしていたら、たまたま「辻説法」の51「アルパカと『コクハラ」」の回が載ったFLASHが出てきたので、少しよみかえしたのですが…。

 改めて、凄い内容だ、名作だ、と思いました。感動しました。
 あの回は、自分にとっては、フィクションではなく、リアルな話だったので。

 私の場合、周囲が勧めるままに(噂するままに)、同僚の女の子に「告白」をして、
 「別の交際相手がいる」という返事だったのですけれども。
 その後、何やら自分が「その相手に未練を持っている」とか
 「お前のその瞳が友情以上のものを物語っている」とか、その周囲からも(一方的に)言われたりして
 「職場環境が悪くなるから、仕事だけしろ」とか言われたり、したんですよね…。それから、自分の一挙手一投足がどのように解釈されるか、恐ろしくもなった。
 迂闊に誰かに「好き」とは言ってはいけない、と思った。不公平だとも思った。なぜ、その相手だけ、「甘やかされるのか」とも。そんなだと、将来、ずるい人に騙されるかも知れない、とも。
 最終的には、(作中の)ポカQさんのような感じになったのですけれども。最後まで、相手が自分のことを疑うような態度しか、示さなかったから。(自業自得とは言え)ストレスの限界だった。ノイローゼにもなりかけていた。なぜ、自分がこんな目に遭わなければいけないんだっていう、被害妄想にも陥りかけていた。
 何とか関係改善をしなければ、廻りの人たちのためにも。それだけだったのですけれども。
 すなわち、混乱しました。何が何だか、わからなくなった。

 これも一種の「陰謀論」、単純な考えしかしない人たちの発想なのかな、ということを思いました(自分のことも含めて)。
 できれば、そういう人たちに「かぐや様は告らせたい」とかをよませてみたいな、って。相手の気持ちや気分を推し量ること、「忖度」することが、どれだけ大変で、複雑なことなのか、ということを(あれは多分にデフォルメされている部分がありますが。でも、あれも私にとっては、「リアル」なものです)。

 人の意見を鵜呑みにすると、とんでもない目に遭う、という話でした。すなわち、周囲のひやかしを本気にして、「勇気を出して告白」なんてことをするのは愚の骨頂だ。相手の情況も調査した上で、熟慮して行わなければいけない。
 実際、こういう体験をしてしまうと、告白とかそういうことが煩わしくなってもしまうし。(こういうことを言うのは卑怯なのでしょうが)周囲に乗せられたという気分でもあるし。
 しかし、その責任は自分が執らなければならない。だからこそ、人間の言葉は恐ろしい、誰かを喜ばせることもあれば、死に追いやることもある。「わからなかった」では済まされない。

 コロナやウクライナの件においてでも、です。こういう話を比較してはいけなかったのかな?

 以上です。深夜にすみませんでした。何となく記しました(多分に愚痴がはいっています…)。

No.141 19ヶ月前

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