遅くなりましたが、ゴー宣道場に娘と参加した感想です。
まずは、第二部が始まる前に、よしりん先生と娘を会わせて下さったまーさんにお礼申し上げます。よしりん先生は子供漫画を描いておられたからか、子供を見る眼差しがとても優しくて、思わずウルッとしてしまいました。娘は緊張していたようですが、家に帰ったらとても喜んでいました。娘にねだられて黄色いゴー宣Tシャツを購入しました。今後参加する時はそれを着てと言われたので、6／3のオープンカフェに着て行こうと思います。

今回のテーマですが、倉持師範のレジュメはとても分かりやすかったです。吉本隆明の「私生活中心主義」が勝利して、それが「現状維持勢力」となったと言うのは、最近NHKスペシャルの「日銀　異次元緩和の10年」を見て、デフレ脱却政策が失敗した原因にも通じると思いました。とにかく変わりたくない、現状維持でいい、という国民が高齢化社会になってさらに保守的になって、それに政治家も官僚もマスコミも阿ってしまったのが日銀のデフレ脱却政策だけでなく、コロナ対策、皇位継承、少子化対策と悉く失敗してしまいました。こんな国民では猿轡的マスクも外せませんし、憲法改正など何をか言わんやです。
坂口安吾が「続堕落論」で天皇制を「無責任な権力者が天皇制を利用して国民を騙し、国民は右往左往して思考する事を止めてしまった」と喝破した様に、我々国民が天皇に甘えているから、リベラルも保守も日本人は個が持てないのでしょうか？
こんな国で子供を育てていいのかいつも悶々としていますが、愛子様祭りに一縷の望みを託し、家族で参加します。
ありがとうございました。