昭和43号 のコメント

先日、中古ショップで岩波書店の古典文学大系『日本書紀』を購入しました。
古書の専門店ではないこともあってか、上下2巻で格安の800円でした。
今まで普段は現代語訳を使い、書き下し文が必要な時だけ図書館に調べに行っていましたが、今後の愛子さま立太子を見据えると手元に標準的なテキストがあった方がいいと判断し購入に至りました。(地元図書館のテキストは小学館の新編全集です)

同時に売っていたよしりん先生の初期の作品も購入しました。
私がゴー宣読者になったのは、単行本では『脱正義論』以降、連載では『SAPIO』で始まった慰安婦問題からなので、それ以前の作品は読んだ事がなかったのですが(ゴメンナサイ)、『よしりん御伽草子』を見て『最終フェイス』に興味が湧いておりました。今回ちょうどいい機会なので同店の在庫にあった『最終フェイス』全2巻と『タコちゃん ザ・グレート』第1巻、それに前から読んでおかねばと思っていた『差別論』、比較的新しい『目の玉日記』を同時に購入しました。
(後で調べたら『差別論』と『目の玉日記』は今でも新品で入手できるみたいです)

『目の玉日記』が発売された2006年当時は、よしりん先生への信仰度が今ほどではなく他人事と思っていたこともあり読んではいませんでした。(ゴメンナサイ)
元々20歳頃から近視が進み30歳頃には視力0.03のド近眼でしたが、52歳になった2020年に左眼が黄斑前膜と診断されたことで他人事ではなくなり、よしりん先生の経験談を読みたくなっていました。

まだざっとしか見ていませんが、よしりん先生が両眼に白内障を患ったのも51歳の時だったこと(手術は翌年)、さらに今回緑内障になった右眼は、白内障も当時からより重症だったことを知りました。
これほど世のため人のため御国のために尽くしてきたのに、漫画家にとって危機的な状況になりかねないとは神も仏もないのかと訴えたくなります。(どこに?と聞かれても答えられませんが)
緑内障がこれ以上悪化しないことを祈ります。カミさま!ホトケさま!マリアさま!

『目の玉日記』には、よしりん先生のお父様も白内障の手術後に緑内障になったことが描かれていますが、遺伝的な要因もあるのでしょうか。
ヘビースモーカーだった私の父親は80歳近くになって、高齢の男性喫煙者に多い加齢黄斑変性を患い、両眼の視力が極度に落ち認知症が進行しました。
私自身は喫煙者ではなく父親とは症状も全く違いますが、遺伝的に黄斑(網膜の中心)が弱い可能性はあります。ただ発症から3年経っても軽症のまま(矯正視力は1.0くらい)悪化せず、今まで通り運転もできるし、『目の玉日記』を読んで手術がより怖くなったので、当分は様子見で誤魔化そうと思っています。

No.17 19ヶ月前

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