.      る       . のコメント

ウクライナ戦争については、井上氏の意見には大いに納得できます。
ただ、グレンコ・アンドリー氏の著書の影響もあり、私はロシアという国に井上氏ほどに希望は抱けない。
勿論、実際ロシアがこのままどうなるかなんて、まだまだ分からないところですが。

クーデターによってロシアが民主的に変わる?果たして中国がそれを許すでしょうか?
今のミャンマーや、かつてのユーゴスラビアやアラブの春とかのような悲惨なことにだってなるかもしれない。
民主化したとしても、ナチス・ドイツみたいなことにだってなり得るかと。


けれど、ロシアの未来がどうであれ、この度のウクライナの悲劇は国連・国際法の不備によって引き起こされたようなもの。
ならばやはり、今や機能不全で「ゾンビ」となっている国連の改革、
そして国際法秩序のさらなる進歩こそ目指すべきところであろうと。

私も、今の国連はそれなりに歴史がもうあるから、
かつての国際連盟のように消えるとは考えにくいかと。

やっぱり、「拒否権」、これが一番の問題かと。
核保有国が国連から脱退しないようにだとか、核戦争を起こさせないようにだとか、それらがあの理不尽な拒否権の建前だそうですが、
今プーチン・ロシアが核に手を出せないでいる状況から考えれば・・・??

果たして、その辺まで井上達夫氏や菅野志桜里氏の意見を聞きたかったところでしたが、……。
今度は当事者であるグレンコ・アンドリー氏も交えて、激論を交わしてもらいたいところ。ジツゲンスルカ ワカラナイケド…°⌖꙳✧˖( ॣ•͈∀•͈ ॣ)キタイシチャウナ~♪


それと、私もついつい引きずられそうになりますが、
ウクライナ戦争を、ロシアとNATO・欧米諸国との代理戦争だとか、
自由・民主主義国家VS専制・権威主義国家とか、
そういう対立構図に当てはめがち、これもまたプーチン・ロシアのプロパガンダで、
この戦争はあくまでもっと上位で普遍的な構図、国際法秩序を守る文明国と、国際法秩序を破壊する野蛮国との対立と、そうあるべきだと。

確か『戦争論』シリーズのどこだったかに、「世界大の公などない。国家エゴのぶつかり合いしかない」とかあったと思いますが、カクニンスルヒマガナクテ…(*̩̩̥щ*̩̩̥;)スミマセンエン…
今回のウクライナ戦争を教訓に、果たして人類は国家エゴを超越した世界大の国際法秩序を進歩させることができるのかどうか?
グローバリズムでなく、インターナショナリズムな国際法秩序を。


「グローバルサウス」など、ロシアにも西側諸国にも与しないと言うけれど、
そのグローバルサウスの国々とて、国際法秩序というのは決して他人事のことではないと、分からしめなければならないと。
プーチン・ロシアが勝ってしまったら、弱肉強食の世界、核兵器持ったもん勝ちの無法・無秩序な世界になってしまうのだから。

そのためには・・・?

そのグローバルサウスの代表格が、今『おぼっちゃまくん』が大ヒットかっ飛ばしているインド。♪カ~ネモチ カ~メモチ…( ॢꈍ∀ꈍ ॢ)イタラキモ インドデバクウレマチガイナシ?
インドと日本人と言えば、パール判事。

「日本無罪論」は、日本贔屓とかでは決してなく、東京裁判唯一の国際法の専門家としての判断であったと。
是非ともインドの人々に、パール判事の偉大なる精神を蘇らせてもらいたいものです。インドジン トモダチンコハ…(*´༥`*)ドッチノテ?



No.72 18ヶ月前

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