希蝶 のコメント

 遅ればせながら、です。先んじては即ち人を制し、遅るれば則ち人の制するところとなる、と申しますけれども、いつも「後れて」ばかり、かな?

● ゴーマニズム宣言・第495回「戦後最大の宮さま詐欺」
 「白昼の死角」とう小説で、外国の公使館を利用して手形詐欺をする、という話があるのですが、「信頼のおける何か」のネームヴァリューにひっかかることのなんと多いことか、とか思いました。ある意味、コロナ禍と一般に呼ばれるこの騷動にしても、ウクライナ戦争におけるロシヤ擁護論にしても、同じかな?
 貴種流離譚は、物語や、すでに歴史上となってしまった出来事としては面白いのだけれども、現実となると、用心しないといけないのでしょう。江戸時代にも徳川吉宗の「天一坊事件」がありましたから。
 いいかげん、男が偉いとか女はそれに従うべきだ、という視点から、私たちは解放されねばならぬ、と思いました。

l 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第289回「三浦瑠麗の独白120分を読んでみた」
 気になったので、「文藝春秋」を購入してみました(仮面ライダーの表紙や、記事も気になったので)
 これも…ある意味、印象操作ですね。世間の荒波に飲み込まれたか弱い自分への同情、でしょうか?カミュを持ち出している時点で、「審判」とか「変身」とかを意識してるのかも。
 別に、こういう記事がいけない、とはいいませんが、オピニオン雑誌としては、情緒に訴えるだけで、まるで論理にも考察にもなっていない。そんな感じがします。木蘭さんの読みは鋭いです。
 記事では、スペースをとらない太陽光発電ならOKみたいなことをおっしゃられていますが、自己擁護なのでしょう。私も、日光は誰にも等しく降り注いでいて、公害にもならない素晴らしいもの、みたいに理解していたところがあるので、ひとさまのことは言えないですが、地球の歴史が生み出した地下からの天然の資源を、同じくこの地上から発生した生物である人間が利用するのは、むしろ自然の摂理ではないか、と思います。ただ、程度の問題なのでしょうか?
 もし、環境破壊が駄目なら、ビーヴァーがダムをつくるのも、蜂や蟻が巣を作るのも、もぐらが地面を掘るのもいけない、とかいうことになるのでは、と思います。ただ、太陽光集積にかかる費用とか、面積が莫大なもので、利益にならぬだけではなく、損失しかない、ということなのでしょう。本来、集められぬものを無理矢理、なのだから、やはりダメージが大きいのでしょう。
 ちなみに、仮面ライダーは風のエネルギーで動くみたいですが、風のエネルギーも微々たるもので、風力発電が日本で成立しない理由もそうみたいです…って、これは言はずもがななのでしょうか。

 あと、シンガポールもタックスヘイヴンなんですね。国内でできないことは、海外で。だから産業の空洞化が起こる。儲けや利潤だけを求めると、かえって、産業は衰退する。そして、コロナうんたらで、海外への渡航が限られると反作用が起こる。慾を有するのが人間だけれども、それ以外の、それこそ公民主義みたいな物を』尊重できないか、とか思いました。

 そんな感じですが、あとQ&Aで気になった話で、私も「大東亜論」復活を希望します。とりわけ私が興味があるのは、伊藤博文の暗殺をどう描くのか、で、(私が読んだ本では)何でも占いで伊藤は自分を暗殺する者の名前の一部を知っていたそうで、それでも、国家のためと韓国へわたったのだそうです。(不勉強なので想像ですか)頭山が伊藤の災難をどう感じたのか、きっと(敵対者、嫌いな人間であったとしても)同情の目を向けたのではないか、とか期待したいのです。やはり、自分は人間が甘いのでしょう。

 ということで、次回の配信を期待します。(ここに記すべき事ではないのでしょうが)先日の(4月29日の)同志の集まり会、楽しかったです。ここにも報告させていただきます。

 そして、よしりん先生へ。目を大事に為て欲しいです。以上です。

No.176 20ヶ月前

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